2008年6月アーカイブ

ポルドーセット種

午後から白糠の茶路めん羊牧場さんを訪問しました。

もちろんめん羊を見に。

武藤さんのポルドーセット.JPG

昨日書いたフライスランド種を美人とするなら、今日のポルドーセット種はやんちゃな子供、かな。

最近北海道へ入る羊に、この種類が多くなっています。

ブログを見直してみたら、書いたのは今朝でした。
[^^;; 失礼しました。

美深で超美人に出会う

先週の金曜日27日に美深へ行ってきました、美深って美人が多いですね~。

面長で、色白で、足が長く、しかも目がパッチリしているんです。

しかも、おっぱいもしっかりしていて、お乳も沢山出します。
(ナンカヘン?)

まずは、下の写真をクリックしてください。
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美深の超美人.jpg

実は美人って綿羊なんです、ハィ。[^0^]]]

本当は美羊が正解かな。

種はフライスランドで雌、おっぱいがしっかりしているはずで乳用種ですから。

美深の松山農場さんは、めん羊のお乳を搾って売っていますが、北海道ではここだけ。

ブルドーザーを埋めるじゃなく、が埋まる

一昨年ブルドーザーを1台購入し、自分で牧場を造っています。

これが楽しいのです。ゴルフよりよっぽど楽しいもんで、ゴルフは止めました。

ゴルフはほぼ丸一日。お金も安いところで1万円以上。

でも、ブルドーザーの牧場造成なら、お金は燃料代は掛かるにしても、美しい牧場がどんどんと出来ます。

一石二鳥。

でも、しょせん素人の運転。

色々なことが起きっぱなし。素人なので少なくとも命を落とすような事故を起こさないよう、気を付けながらの作業なので、さっぱり仕事が進みません。

だから、あせっちゃうんですよね~、で、やってしまいました。

ブルドーザーを埋めてしまったのです。泥沼の中に。

んんん・・・・、困った。自分のやったことなのに、やたらと腹立たしい。

ん、でもまぁいいかあ~。ブログがあるから。

別にブログが泥沼脱出に役立つわけではありませんが、少なくともブログのネタに出来ると、前向きに考えることにしました。

で、カメラを取りに戻ってから、脱出に掛かりました。

ユンボもあるので、周りを掘って、ゆっくりと、慎重に、・・・・・やったぁ~出た。

ところが、です。

写真に撮るのを忘れてしまったんです。

んん・・・どうしよう~~~。

もう一度泥沼の中に入れようか、[^^;;

14から9と5

昨日は美深へ、往復320km。

いま北海道は緑の濃さも日々増し、目に痛いほど夏を感じる季節です。

さて、広い北海道は行政運営を道庁の出先として14の支庁を設置することによってなされていました。

明治からかな。

お金の無くなった北海道庁は、支庁の再編をします。

14支庁が9個の総合振興局と5個の振興局。

支庁制度は不要と考える私としては賛成で、もっと踏み込んだ改革を希望しますが、縮小される地元は大反対と大騒ぎ。

これはこれで、理解できますが賛成できませんね。

なににかって、道(どう)の解決策にです。

私の所属する地域は、空知支庁で、支庁所在地は岩見沢市。

このたび札幌市を含む石狩支庁と空知支庁は一緒になり、総合振興局は岩見沢で振興局が札幌市となります。

これは素晴らしい。小さな町に支庁再編の中心を持ってきて、言わば出先を札幌とするのですから。

しかし、他を見るとなぜこの方法を取らないのかと不満であります。これが私の支庁再編に反対する勢力の意見を理解できる理由でもあります。

例えば、釧路支庁のある釧路市と根室支庁のある根室市。釧路市の方が何倍も大きい町です。

これが再編合併されて、総合振興局は釧路市。で、根室市には振興局が置かれます。

また、上川支庁の支庁所在地は旭川で、留萌支庁の所在地は留萌市。これは旭川に総合振興局が置かれ留萌市には振興局が置かれます。

他に函館市と江差町、室蘭市と日高町など。

支庁再編にはほとんどの人が理解を示していますが、反対は主として支庁機能を縮小し振興局に格下げされる地域からです。

なんで、根室市に総合振興局、留萌市にも総合振興局を置かないのでしょう。釧路旭川には格下の振興局を置くのです。

これはこれで大都市の住民は不便になるという声が出そうですが、では今の方法でなされる再編で、小さな町の住民なら不便でも良いというのでしょうか。

行政改革には誰もが我慢を強いられます。

しかし、小さな町の住民には、不便や負担が全部自分たちにしわ寄せされるという不安があります。

他方北海道では市町村合併が進みません。

これも支庁再編がスムーズに行かないのと、理由は同じでは無いでしょうか。

小さな町と大きな町の合併は、市の名前は小さな町の名前にする。市役所を置くのも合併される町に。

これだけで問題全てが解決するとは思えませんが、少なくとも吸収される町の住民は自分たちだけが置いていかれるという不安はなくなりますよね。

Y店長

生鮮おろしでの出来事。

生鮮おろしは、我社で経営する食品スーパーです。

食パンでも買おうかと三日ぶりかな、生鮮おろしへ寄ってみました。

中へ入るとレジの後ろで、どうかしたのかおばあちゃんがそわそわと。

『何をしたいのかな?』と見ていると、その様子を私の後ろで見ていたY店長すぐ近寄り、「おばぁちゃん、買い物はおわったの」と確認していました。

「買い物は終わったよ」と言ったんでしょうね、Y店長買い物した荷物が解らないようであちこち探しています。

腰の曲がったおばぁちゃん.jpg

その様子を見ていたレジを打っていたパートナー(我社でのパートさんの呼び名)さんが、「こちらにありますよ」と荷物を抱え、買い物をレジ袋に詰め始めました。

見事な連携です。

Y店長、それを確認して次の仕事場へ。ちょうどその現場写真がこれ。

これって、店長だからあちこち気を配るのは当然かもしれません。

したがってこのような素早い対応は、給料の内と言えばそう言えるかもしれません。

しかし、よそのスーパーではこんなところを見たことはありませんね。

だって自分の仕事なら一生懸命でも、買い物を終えたお客様の動きまで気配りをする人って見たことありませんよ。

おばあちゃん、ずいぶん腰が曲がっていました。

Y店長はいつもこんな風にお客様に目配りをして仕事をしているのでしょうね。

その動きを察してすぐ動いたパートさん。

私は社員やパートナーさんに恵まれています

空ダンボール

ダンボール裁断機.jpg

さて、これは何でしょう?

手前にあるダンボール箱を畳んだものは解りますよね。

実は、このダンボール箱はめん羊の餌です。

と言っても、もちろんそのまま綿羊がダンボールを食べるわけはありません。

そんなことで、もうちょっとお付き合いください。

その後ろにある白いコピー機に似た箱は、ダンボールを裁断する機械なんですが、ダンボールを入れてやると細かく裁断され吐き出されてくるのです。

で、白い箱の右下にある黒っぽいものは、裁断されたダンボールくず。

このダンボールくずは、後ろに山と詰まれた鉋屑(かんなくず)と混ぜ合わされ、弊社の北海合鴨飼育時に使用される鴨の敷き料となります。

つまり『鉋屑+ダンボールくず=北海あいがもの敷き料』と、こうなり、敷き料はアイガモの糞と適当に混ざり合い、そのあとめん羊の敷き料などを混ぜて発酵させ、最後には堆肥となります。

で、この堆肥を放牧地に撒き草を育てて、最終的にはめん羊の餌となります。

はい、ちゃんとダンボールの空き箱がめん羊の餌と成りました。

飛騨牛偽装事件

肉屋なので、今日は肉の話を。

またまた発覚しました、岐阜県での話、食肉卸小売業社の『飛騨牛』表示偽装事件。

社長は従業員に、飛騨牛の要件を満たさない格下の牛肉を『飛騨牛』として売るよう指示していたと、認めました。

昔からの肉屋は、その体質が完全に抜けないのでしょう。

告発者でしょうか、元工場長は「偽装の指示は社長が出していた」とテレビで言っていましたが、それに対して「社長は指示していない」との当初の話。

しかし、社長がいくら否定しても社長の指示無しに社員が独断で偽装をやるとは思えません。

いずれにしても、会社はトップ次第ということで、私もよりいっそう己に厳しくしようと再認識した今回の事件でした。


でも、納得できないことが一つあります。

数年前のU食品も、Mホープの偽装も、そしてたぶん今回も、それらが起こるたびに監督官庁の検査が厳しくなります。

消費者の目が厳しくなることには、大賛成です。

しかし、よく考えてみてください。U食品もMホープももうこの世に存在せず、当然の報いとして抹殺されました。

それにも関わらず、今回のような犯罪者が出ると、まじめにこつこつやっている会社の検査が厳しくなり、手間が取られる。そしてお金が掛かる。

これって、結局なんでしょう。

犯罪者はきちんと処分されるのはわかりますが、なぜ通常の業務をきちんとこなしている会社がそのとばっちりを受けるのか、私には納得できません。

だって、かかるコストは、最終的に消費者へ回っていくんですよ。

それより何より、ここでの一番の問題は、最後に監督官庁の存在感が高まることです。

焼け太りという言葉があります。焼け太りなら当事者ですが、他人の火事で太るのを何と言うのでしょう。

放牧

今年5月から造成していた放牧場の草がやっと生え揃いました。

で、さっそく新たな放牧場へサフォークを。

新たな放牧場.jpg

やわらかくて美味しいんでしょうね、一斉に、一目散に、他へは目もくれず、ただただ食べるだけ。

美味しい草は解るんです。

焼尻のめん羊

焼尻のめん羊.jpg

今朝5時34分に出発。行き先は焼尻島。目的はめん羊、サフォーク。

期待を裏切らない、ほれぼれするような見事なサフォークでした。

行ってよかった。

牧羊犬はいません

バケツで呼ぶ.jpg

牧羊犬は飼っていません。

したがって、羊を集めるときは大変ですが、でも実に簡単な方法もあるんです。

バケツに小石を入れ、それをガラガラ鳴らしながら、羊の群れの中を横切るんです。

そうすると、『おっ、餌だ』と羊がついてくる。

これ、条件反射かな。

ナスの花

エコ・エコ・エコ・エコエコ・・・・、どこもここもこの言葉でいっぱい。

新聞には毎日、テレビはニュースでも番組でも。

今しがたもテレビで電気代金が安くなる蛍光灯電球、またガソリン代が安くなるハイブリッドカー。

それもこれも当たり前で、ガソリンが1リットル170円になるとあっては誰でも意識せざるをえません。

エコだ地球に優しいといっても、お金の節約が後押しするから永続きするのです。

他にもインスタントラーメンから、お菓子から、何でもかんでも値上がりです。

『あと給料が、値上がり商品と同じ率で上がったなら、なんの問題もない』と言ってしまったら世の中の仕組みを知らないと非難されるでしょうか。

ところで、今頃の北海道は緑が一番きれいな季節です。

田には稲の苗が植えられ日々成長し、また、庭の木々も黄緑から緑色に色を濃くしていきます。

我が家もそんなこんなで庭の芝生も見事に伸びきっています。

ですが、いつもと違うのは、芝刈りをしないで伸ばし放題としたことです。

で、縁石の周りにはプラム・ブルーベリー・ラズベリー・ブラックベリー・グズベリー・ブルベリー・レッドガーランドなどを植えました。

ということで、実の成る木ばかりです。

卑しいやつとお思いでしょうが、私は間違いなく『花より団子』かな。

ですから、この節約の時代、まずできることは『芝生より野菜』です。『庭の花よりナスの花』ですね。

一個建ちの家の庭で、立派な石とイチイの木を見ると『なぜ、栗を植えないのか?』『りんごの木でも植えればいいのに~』とか、プラムは、さくらんぼはと思ってしまうのです。

青々した芝生には『なんで野菜を植えないの?』と思ってしまいます。

石垣には苺を受ければ良いのに。

朝顔もいいけれど長いものツルのほうが、楽しみが有るような気がします。

また、ナスの花が好きで無いなら、人参でもジャガイモでも、良いんじゃないでしょうか。

まぁ、三つ葉、せり、かぼちゃ・・・何でも良いんですが。

昔やったことですが、冬の窓辺の鉢植えには、ぜったいサボテンよりニラですよ。

これだけやったら、年間数十万円の効果がありますね。

明日もひょうの予定

昨日のひょうは凄かった。

天気予報官によると、直径5mm以下があられでそれ以上がひょうと言うそうです。

そのときエルム農場で、めん羊の積み込みをしていたんですが中止。

19頭の予定が、半分車に積んでまた降ろして。

あきらめて戻ってみると、出かける前まで晴れていたので、自家用車の窓は全開。

座席にひょうがびっしり積もっていました。

今日もまだドアのくぼみに水がたまっています。

で、ごごからまたエルム農場で19頭積み込み。

明日もひょうの予定。

クラクション

まだ中国ボケが直っていません。

昨日は朝8時55分。ちょうど高速が半額になる時間ちょい前から帰社は午後3時。札幌とその往復です。

その間クラクションは一度も聞きませんでした。気持ち悪いくらい。

そういえば私も最近クラクションを鳴らしていませんね。

最後に鳴らしてからもう半年以上経つでしょうか。それも、人を呼ぶため一度を短めに。

前に乗っていた車は「ピー」音です。で、今の車は「パー」音。

クラクションを鳴らして私自身が驚きました。『こんな音だったのか』と。


中国のクラクションの音が頭から離れません。

「パー音」「ピー音」8日間で自分の乗ったバスが50回以上。対向車30回位。歩いて聞いたのが100回以上。

むろん数えていたわけではないので、およそですよ。

ほとんどの人は、クラクションを「ピーピー」とか「ピピピピ」など数回鳴らすんです。

これも1回に勘定しています。

私の中の中国

この原稿を書いているのは機内です。

昨日の中国お別れパーティのことを振り返っていました。

昨日は、感極まって見苦しいところを見せてしまったんですが、『こんな経験、前にもしたことがあるな』と。

思い返すとそれは27年前。

いままで海外旅行はかなりしていますが、中国訪問は今回が2度目です、一度目は日本青年会議所主催の上海でした。

上海へは横浜からコーラルプリンセス号で数日かけいきましたが、船旅も良いけれどとにかく時間がかかる。当たり前ですが。

船に揺られることに飽きた頃、遠くに上海の港が見えてきました。

だんだん近づくと赤い帯のような一団が見えます。

かなり近づき、それは小学生か中学生と思われる、歓迎の人たちの着る服だったのです。

それに手には歓迎の小旗。

岸壁には大きな文字で『熱烈歓迎・・・・』。それに一生懸命旗を振る子供たち。旗を持たない子供たちは、必死に歓迎の楽器を打ち鳴らしています。

不覚にも、ぼろぼろと涙がでて止まりませんでした。

初めての外国旅行。それも船旅。必死に小旗を振る純真な子供たち。

どうも情にもろいというか、感激しやすい性格のようです。でも、言い方を変えると単純、単細胞ということになりますが。


それはともかく、今回の中国訪問はたったの8日間であっても、中身の濃い、貴重な時間でもありました。

宴会の際、隣に居たK田さんが「日本が中国にやってきたこと。侵略の歴史を考えると、涙が出そうになるんですよ」と。

そんな趣旨のことを話されていました。k田さんのこの話には私も同感で、そのへんから『グッ』ときていました。

日本人が中国から学んだのは、文字は勿論のこと、その良・質とも莫大なものでしょう。

ところが、日本は中国に何をしたでしょう。侵略、殺害、略奪、等々数え上げれば限がありません。

奪うことばかり。

中国が嫌いと言っても良いですよ。

でも、私たち日本人のDNAには、しっかりと中国から学んだことが刻まれているのです。

これは否定も出来ないし、ましてや消すことは出来ません。

この8日間は、そんなことを考えさせられた中国訪問です。

たしかに騙されたこともありましたよ。でも、私にとってはそれら全てが貴重な体験なのです。

ぜんぶ学びです。私がこれから生きる為の糧なのです。

いまでは、だまされた薬局の女店員さんも、いとおしくさえ感じます。

甘い罠

中国では鹿牧場と言っても、ほとんどは鹿茸(ろくじょう)の採取です。

今回の中国訪問は、牧場が1ヶ所とあと大学や鹿茸の研究所です。面談相手は大学の教授や研究者。

私は日常大学の教授や研究者とはまるっきり無縁です。というより、好きではありませんでした。

今回の中国訪問まで。

そんなこんなで、今回の中国訪問は、毎日がとっても新鮮で実りの多い充実した時間となったのです。

さて、中日(なかび)は長春から北京への移動日。

今回の話は、長春空港へ向かう途中、あのバス運転手さんが罰金を取られた薬局での出来事です。

ちなみに、バスの運転手さんへ、あまりにも気の毒だと言うことで200元の罰金と2点の反則点数のところ、点数はどうにもなりませんが、反則金の補填として有志数人で300元を集めて渡したようです。

私は仲間に入っていません。[^^;;

さて、私は鹿は鹿でも肉の方は商売ですが、鹿茸(ろくじょう)にはあまり興味ありません。

しかし、折角だからと言うことで店内へ。

で、何も買うものが無いので、不審者よろしく店内をうろうろするししていました。

『なんにも買うもの無いなぁ』と、このまま帰ろうとしたやさき、ふっと目をやると店の角にチョコレートがあったのす。

『あ~、お土産がまだだ』と思い出し、5枚ずつ4種類購入。

中国でのお金の支払方法は、商品購入を確認してから、その場所で伝票を書いてもらい、その伝票を持って他の場所にあるレジで清算するんです。

一瞬よぎりました、『受け取るとき中身を確認しなくっちゃ』と。

で、レジで確認印を押しその伝票を提示して商品を受け取りました。

結論を言うと、不覚でした。

今回の中国訪問では、あまりにも魅力的な中国人とばかり出会い油断したのです。

空港で荷物の整理をしていたとき、『あれ、このチョコレート音がする?』。

中国土産店で取り替えられたチョコ.jpg

板チョコだったんですが、中身が割れたのでしょうパラパラと。

なんと、1種類5枚のチョコレートがかなり古いものと交換されていたのです。

包装紙も黄ばんでしわしわ、見るからに古いものなんです。

私が選んだものとは一目で違うと判断できました。でも、ここは空港、もう遅いっちゅ~の。

考えてみると若い女店員さん、私にチョコを渡すとき15枚入りの方は箱を開け確認しやすいように渡されましたが、もう一種類の方はビニールの袋のまま、そそくさとしまいこんだのです。

けっして鼻の下を伸ばしたわけではありません。

でも、1枚15元ですから75元。日本円にすると1125円。これはでかい。『ほんと私はケチ』

私としては、『やられた~』と、頭に血が上ってももう後の祭り。

悔しいやら、恥ずかしいやら。己の馬鹿さ加減が情け無いったらありゃしない。

でも、不思議なことに内心ちょっと嬉しかったんです。

理由は二つ。

一つは、魅力的で素晴らしい中国人ばかりに会っていたんで、『あれっ、中国人って、いいやつジャン』と思っていたんですねこれが。

でも、この事件で『あ~、やっぱり中国人は変わんね~やぁ』と、変に安心し納得した次第です。

もう一つは、これ。これですこれ。つまりブログ。ブログのネタが出来たこと。

今回の事件の場合、冷静に考えると、相手が悪いのじゃありません。

だって、何処の国へ行っても気をつける、警戒する、油断しない、これって当たり前の話じゃありませんか。

ここを怠った私に非があるわけです。

つまりだまされた私が悪いと、すぐ思い直し前向きに考えました。

これが1125円ではなく1125万円なら、こうは成りませんよ。そんなこと当たり前と言われそうですが。

ブログには、他人の出来事をあからさまには書けません。

そう考えながらブログを書くと何を言いたいのか、なにを書いているのか、読んでいると解らなくなりますが、自分のことなら、隅からすみまで書いても誰にも迷惑が掛かりません。

ということで、このブログに己の恥をさらして見ました。

どうかご笑納ください。

ラストエンペラー

天安門広場から故宮博物院まで、延々歩くこと2時間。

これが今日のメイン。

あっ、あと鹿の角から作る薬鹿茸(ろくじょう)をみたくて、漢方で有名な同仁薬局も訪問。

さて天安門広場です。

たまたまテレビで見かけますが、天安門広場は広いですねぇ~~~。

その広場を横切り、故宮博物院まで。

写真をよっく見てください。この風景は、知っている人は知っていると言う、映画ラストエンペラーで有名な場所ですよ。

中国ラストエンペラーの城.jpg

その場所場所で色々説明を受けましたが、中国は奥が深い。

感動でいまはこれしか言えません。

日本にいて、ニュースとして流れてくる中国の映像だけ、しかも自分の浅い知識を精一杯広げて、良いだの悪いだのと、判断できる国ではないようです。

ところで、明日は4時おきです。

まぁ、いつもの時間なんですが、一応遅れたら同行の皆さんに迷惑が掛かるので、今日はこれでおやすみなさい

鳥の巣

やってきました北京。

ということで、13億の人口中国の首都北京。北京空港へ降りたのは昨日の午後2時。

北京を知ったのは北京原人を知った小学生(中学だったかな?)から。

中国と言えば、毒入りギョウザ事件。少数民族チベット問題。四川大地震。それに北京オリンピック。

毒入りギョーザ事件は、相当前の出来事だと思っていましたが、まだ1年経っていません。

中国では、こんな短期間にずいぶん大きな事件がありました。

それはともかく、鳥の巣です。

中国鳥の巣.jpg

北京オリンピックメインスタジアム鳥の巣とごた~いめ~ん。

霧のかなたにかすんで見えますが、離れているとは言っても撮影した場所から1kmくらいの所。

ん~~でも、近く見えるとは言っても、大きな建物のはず。もっとかな、2km先とか。

霧に見えるのは、これ有名なスモッグ。長春よりひどいかもしれません。

マラソン選手の辞退も納得のスモッグ。空港でも、ゲート5つ先は見えませんでした。

ご存知かもしれませんが、鳥の巣の収容人口は9万人を超えるとのこと。まだ完成していません。

当然ながらその周りへは工事中で近寄れません。

それどころか、これもご想像のように街中あちこちで工事中。オリンピックに間に合うのでしょうか。

よその国のことまで心配する必要は無いかな。

中国の交通事情

31日ハルピン空港についてから、今日6月5日の長春空港までバスは一人の運転手さんでした。

この運転手さん色々物語を作ってくれましたが、最後にやらかしました。それは後ろの方で。

まずは、運転の荒さ。それはそれはひどいもので慣れるまで3日掛かりました。

ハルピンでも長春でも歩行者のマナーもなっていません。

信号などお構いなし、青でも赤でも交差点をわたる人数に変わりはありません。

また車の運転手もこのバスの運転手に限らず、割り込みはいつでも自由。

ウインカーは着けても突けなくても、ほとんどok。クラクッションは鳴らし放題。自分の車より遅い車がいたら避けろとクラクション。反対車線の逆送などお構いなし。脇に自転車があろうと歩行者が30cm横にいようとスピードは落としません。

一番前に乗っていたら、吐き気をもようすほど。いえ、けっして大げさな表現じゃないはずです。

こんな運転じゃ日本なら即交通事故を起こすでしょうね。

このバスの運転手さん、あっぱれなことに公安(警察車両)を平気で追い抜きます。

一瞬中国の警察ってなんの力も持っていないかと錯覚しました。

年間10万人を超す交通事故志望者にも納得ですが、乗っている当事者はこんな運転じゃ無事長春を出ることが出来るのだろうかと、真剣に考えていました。

運転手さん、バスの中は禁煙みたいでしたが、自分は窓を開けたとはいっても、いつもぷかぷか。

その上どこでもここでも、窓を開けタンを「ぺっ」と。見ただけでも12回。

この所作には初日であきれました。

で、やってくれました、この運転手さん。交通事故ではありませんが。

中国交通違反で捕まるバス運転手.jpg

中国は通行は日本とは逆。物語は片道3車線の道路です。

目的のお土産屋さん反対車線にあります。そこへ入るのに、変なところで止まったなと思ったら一番外側から2車線を走る車を縫って曲がり始めました。

車はびっしりですよ。

その曲がり方『またやっている、こりゃひどい』と思っていたら、後ろから来る車からクラクションは鳴らされる、パッシングされる、そんな中を直角に曲がりきったのです。直角ですよ。

とうとう目的を果たし店の前の駐車場に乗り上げました。

お見事~~~。

まぁ、こちらとしては目的の店についたから良いかなぁ~、と降りて写真をパチリパチリと8枚ほど。

で、振り返ると件の運転手さん、パトカーの横で頭をかきながら、何かを説明していましす。

それが、この写真。ちなみに右の青い車はバス。

あの格好じゃ、許してもらっていませんね。

梅花鹿農場

え~っと、昨日の話はどこまで書きましたでしょう~か、ちょっと待ってください。




あっ、そうそう梅花鹿の飼育農家さんの話です。その続き。

そこの農家さんは、飼育係り3人で200頭の梅花鹿を飼っています。

経営者さんは30台の後半でしょうか、本業は別にあるようです。つまり鹿牧場はサイドビジネス。

中国長春 鹿牧場訪問.jpg

病気を持ち込まないようにと白衣で身をスッポリ包んだ我々です。もうここまで気を使うかと言う状態。

そんな我々訪問団、通訳を介し経営者さんに遠慮なく実に色々な質問をしていました。

一番驚いたのは、収入を聞いたときです。

それどころか「どのくらい儲けているのか」など、「差しさわりが無ければ・・」と前提つきですが、利益まで平気で聞くんです。私ならここは腹がたちますね。

それにしても、質問内容は言葉の通じる人同士直接の質問なら「そこまで聞くかな」と思うようなことまで平気でした。

そこは官庁の職員と学者さん。探究心が強いのかな。

それでも、梅花鹿農場の経営者さんは我々白衣の天使に、じゃなく我々訪問団に全て丁寧に答えてくれていたのです。

とここまで書いて、キーボードが動きません。

もうやめますが、いずれにしても、梅花鹿農場さんには心から謝謝です

中国長春 鹿牧場

今日三本目の記事。

本日の訪問先は、鹿の研究牧場、個人の鹿牧場、鹿を研究している長春農業大学。

そのなかでも、私的には個人で経営している鹿農場に、一番関心を持ちました。

経済活動をしている。ここ一点でも大いにそそられます。

梅花鹿牧場.jpg

中国は長春郊外の鹿農場です。

この鹿は梅花鹿(バイカロウ)と言って、実に美しい鹿です。

飼育の目的は、雄の袋角を切り取り、それを粉末にし滋養強壮の薬、鹿茸(ろくじょう)という漢方薬を取る為です。

ちょっとこれから出かけるので、記事はここまで。
続きはあすにでも。[^^;;

中国長春の朝

今朝6時(日本時間で7時)、中国長春の『名門飯店Noble Hotel』(ホテル)17階からみた窓の外。

これは朝靄(あさもや)ではありません。

窓ガラスに汚れが付いていたので、17階の窓を開けての撮影。

大丈夫、十分注意してやりましたので。[^^]

で、左側にある壁はホテルの一部。正面に見える大きな建物は距離にして200mくらい離れているでしょうか。

あさ5時はもう少し見通せたんですが、だんだんひどくなるようです。

長春の『名門飯店Noble Hotel』(ホテル)朝6時.jpg

私の見るすがすがしい北海道の朝は、ちょうどこんな状態ですね。

外出しないで窓の外を見ている限り朝靄なわけで問題ありませんが、実は昨日バスで長春へ近づくにしたがってのどに違和感を覚えていました。

最初はわからなかったのですが、道端にいた女性が口を押さえたたずむのを見て、『あっそうか、これはスモッグだ』と納得した次第です。

光化学スモッグ(こう言うかどうかは不明)でしょうか。

今回の視察に同行していた北海道新聞記者のTさんは「北海道へ行った中国の人はみんな空気がきれいなことに感激するんですよ」と教えてくれました。

これも納得です。

でも、この景色どこかで見たことがあるなと考えていたら、かなり昔になりますが初めて東京を見たときです。あれにそっくり。

高校2年の修学旅行。

振り返ると昭和41年ですから、当時は日本も高度経済成長の真っ只中でしたね。

そう考えると今の中国のこの状態にも納得できます。

この状態良いか悪いか別にして、まさにここに中国国家のエネルギーを感じますね。

もちろんこの状態は悪いのですが、しかし、私たちが一昔ふた昔前に通ってきた道です。そこを遅れて歩いてくる経済発展途上の国を批判できるのでしょうか。

ここにもう一泊します

名門飯店Noble Hotel

中国長春『名門飯店Noble Hotel』(ホテル)のロビー真ん中の天井。

長春の『名門飯店Noble Hotel』(ホテル)ロビー真上.jpg

ハルピンから吉林、長安

黒龍江省ハルピン市を出たのが8時。

吉林省吉林市で昼食。そのあと吉林市にある国営の特産研究所でpm5時まで鹿に関しての研修。

写真は研究所の人たちと集合写真をパチリと。

そのあと、長春へ

中国吉林市で.jpg

写真は腕が悪くて・・・ではなく、顔が解らないようあえてです。

けっして研修の内容が理解不能で、恥ずかしいからではありません。
[^^;;

え~っと、このあと夕食。

で、13人くらい二次会へ行くと話していましたが、私は今日も一番にお休みなさいです。

ハルピンの朝

中国ハルピン市の朝。日本からみると時差は一時間。

写真はホテル9階から見下ろす風景で、この川は松花江。

ハルピンの朝.jpg

いま部屋のテレビで、NHKの朝7時のニュースが放映されています。

「朝7時のニュース」といっていましたから、間違いありません。

でも、日本で見る7時の時刻はありませんね。それも当然でハルピンでは6時ですから。

ところで、ニュースの中で、世界中食糧不足、もし日本の食料輸入が全部ストップしたらどんな食事内容になるかと、話していました。

魚は一切れ、主食に芋を食べなければなりません。

これって、話に聞く戦後の日本の食糧事情そのままですね。

それに引き換え、昨日の夕食は食べきれないほどの中華料理。

それを『毎日三度三度中華ばかりで、飽きたなぁ~』などと罰当たりなことを考えながら食べていたんです。

しかも中国に来てから2kgも太って。

中国黒龍江省訪問

5月31日から6月7日まで中国黒龍江省訪問。

『熱烈歓迎』の看板。

別に私一人を歓迎しているわけではなく、黒龍江省へ植林に行った皆さんを歓迎しているのですが。
[^^;;

写真は昨夕の景色。

中国黒龍江省訪問.JPG

昨日の朝昼晩、今日も朝昼晩と毎日三食中華料理。

よく嫌にならないものだと思われるでしょうが、「はい、もちろん飽きています」。

でも、お腹が空くので。

で、今日の夕食時に同行したI田さんから、「岩井さん、今日もここからブログを更新するの?」と。

『ドキッ』。

と言うわけで更新しています。[^^;;;;

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