2005年9月アーカイブ

銀行から借り入れをすると、沢山の印鑑を押します。

会社の印鑑は当然ですが、零細企業の場合は、代表取締役個人も保証人として、金融機関から捺印を当然のように要求されます。

個人保証は金融機関からの借り入れはもちろん、リース契約などでも要求されます。

私の場合、別会社を経営する父の保証だけで、他人へ保証人を頼んだことはありません。今考えると、そうしないで済んだことに感謝せざるを得ませんね。

保証人を頼まないので、逆に保証人を頼まれたこともありません。

金融機関との契約に、ここまでは何の文句も有りませんが、従来一つだけ納得のいかないことがありました。

それは、最初から捨印を押させることです。

本来捨印は書類に不備があったり間違えたり抜けなどがあったりした場合、訂正・削除を確認するために押させるもののはずです。

しかし、印刷された契約書に、一個の間違いの無い場合でも、事前に捨印を押させます。

これに対して、苦情を言ったことがあります。

「なぜ修正もしない書類に捨印を押すのでしょうか、納得できないのですが、もし捨印を押さないと契約はできないのでしょうか」と。

全部の金融機関の担当者が、判で押したように(さすがに金融機関ですね、笑)、「はい、捨印を押さない場合は、契約が出来ません」と、こう言いました。

リース会社などは、『なにをわけのわからないことを言うのか』と、言うような顔をします。

この状態は、会社を作った22年前から変わっていません。

ところが、最近はさすがに殿様商売の金融機関といえども、これでは不味いと思ったのでしょうかね。不要な捨印を押させるようなところがなくなりました。

しかし、1週間ほど前のリコーリースとの契約では、用も無いのに捨印を押させられました。久しぶりです。

私のメールマガジン(以後メルマガ)です。

メルマガ名→ 『レストラン外食店で、777倍得する美味しくも旨い話』
アドレス → http://www.mag2.com/m/0000133222.html

まぐまぐのななめ読みというカテゴリに広告を出しました。
広告費は13万弱です。

で、増えたのが約200部。一部当たり650円ですね。もの凄い金額です。

しかし、ここが踏ん張りどころだと考えていますので、年内にもう二回、合計60万円の広告費を予定しています。予定の発行部数は10,000万部。[^^]

ちょっと大げさだったかな。一応5,000部増加を目標と言うことで。

メルマガの発行数増には、相互紹介という仕組みを考えた人がいて、それも使っていますが、相手のメルマガ部数の多い少ないで、こちらの部数の増え方が正比例するという物では有りませんね。

例です。

1万部の人に紹介してもらい、30部増えたことがあります。今回の友人の紹介では450部を発行するメルマガでしたが、私のメルマガは50部増えました。

ありがたい話しです。

その友人のメルマガを紹介しますね。

メルマガ名→ 『10倍楽しい携帯電話、あなたもラクラク携帯達人』
アドレス → http://www.mag2.com/m/0000161882.html

どんどん進化するこの世の中でも、携帯電話の変わりようは付いて行くのがやっとですね。彼は私たち中高年向けへ、携帯電話の使い方の入門偏とも言える読みやすいメルマガを発行したのです。

私もどれほど助けられたか解りません。

もう一度話を戻しますが、私のメルマガは彼のメルマガで紹介され、1万部のメルマガで紹介されるより、多くの読者を紹介していただきました。

彼のメルマガの読者は、彼の人間性を信頼してるのでしょうね。それでなくては今回のようなことにはなりません。

タバコと箸の二刀流

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まいどタバコの話が多いのですが、ついでに一つ。

これは、身内の葬式で長野県へ行った通夜の席でのできごとです。

豪傑というか、わけが解らないというか、もの凄い人と出会いました。

左手にタバコを持ち右手に箸を持って、タバコと料理をかわるがわる、吸ったり食べたり、飲んだりと。

まぁまぁ忙しいことですね。

『おっタバコと箸の両方を離した』と、思ったら思いっきり咳き込んでいる。それもかなり。

長野県といえば教育県だと聞いたことが有ります。なんとこれが教育県なのでしょうか。

色々な人がいるので、これは個人だけのことかと思って見ていたのですが、気を付けて見ていると、どうもタバコの吸う比率は高そうですね。

長野県で禁煙席を設けているレストランをも掛けませんでしたね。

いつも思うのですが、タバコを吸う人は周りに気遣うということがありません。

今回の通夜の席だけ見ても、向かい合わせの席だったのですが、正面の人から煙がぷぁ~と来る。その人がタバコを置いたなと思ったら、その隣のおじさんもタバコを吸い始め、その煙があたりをぐるぐる回り私の鼻先をなでていくのです。

喫煙者が、自分の吸ったタバコの煙の行き先を気にしている図というのに出会ったことはありません。


健康のためにタバコを吸わないでくださいとは、関係の無い人には言いませんがもっと他人への気遣いを必要ですね。

西順一郎先生との出会い

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西順一郎先生と出会ったのは、1988年3月ですからもう17年になります。

次の年の6月1日に熱海のMGシニアに出てから、会社に取り入れました。以来ずーとMG研修を続けています。

MG研修とは、参加者一人ひとりが会社を設立して社長となり、5期(5年分)の経営を2日間に縮めて体験するゲーム感覚の研修です。
(詳しくは株式会社西研究所HPを参照してください)

この研修を取り入れた理由は幾つか有りますが、一番の理由はこの研修は誰でも参加できるというものでした。

当時会社を設立して5年くらいでしたが、売上も伸び利益も出していましたが、社員の入れ替わりが激しくこのままでは良い会社にならないと考えていたのですが、そんな時この研修に出会いひらめくものがあったのです。

ゲームの中で全員が社長になり、『意思決定』していく。

で、5年たったら業績は天と地ほども開いているのですが、なんとこの研修は社内で、新入社員でも幹部社員でも、そして社長であっても同じ土俵で出来るんですよ。

それぞれの意思決定で学びの内容は違ってくるのですが、この研修を何回も受けていると、社内での意思決定さえも向上します。

その証拠に、今月9月は22期の決算です。まだまだ良い会社になりますよ。

禁煙手当

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禁煙手当を出すようになってからもう15年以上にはなるはずです。

禁煙手当は500円から始め、現在は1ヶ月6000円を上限に禁煙手当を出しています。年間にすると72000円ですから、結構大きな金額になりますね。

禁煙マーク.jpg

私としては、禁煙手当を目的としてもいいので喫煙を止めて欲しいのです。でも、すなおにそうした人は少ないですね。

社員の健康は会社の健康、つまり、良い会社を造る元になると考えていますので、この考えを変える気はありません。

禁煙のために、タバコを吸える場所を減らし、禁煙者への誘導をお金を使ってもやろうとしていますが、考えようによっては、個人の嗜好まで口を出すのはおかしいと言われるかもしれません。

しかし、私の喫煙者への意地悪はまだまだ続きます。それも、もっと過激になるかもしれません。

それが会社も個人も幸せになると信じているからです。

恋の町札幌の歌謡碑の裏

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9月17日から三日間ジンギスカンサミットが開かれている羊ヶ丘へ行きました。

札幌市内を見下ろせる丘ですが、その一角に石原裕次郎が作詞した『恋の町札幌』の歌謡碑が立っています。

ここは、観光客の絶好の記念写真スポットとなっています。

恋の町札幌の記念碑.jpg

ちょっと見にくいですが、左奥遠くに見えるのは札幌ドームです。

実は今回私の言いたいことは、石原裕次郎のことではありません。

恋の町札幌歌謡碑の裏.jpg

この碑は平成3年6月6日とありますので、19991年のバブル崩壊の頃でしょうか。総勢11団体・企業の名前が記載されています。

実は記念碑の裏『歌謡碑「恋の町札幌」建立協賛御芳名録』を、なんとなく見ていましたが、

なんとその中に、北海道拓殖銀行、カブトデコムなど現在は倒産してすでにこの世から消えてしまった会社や、丸井今井など今もその後遺症を引きずり、現在も新聞紙上をにぎわしている企業が2社あります。

この碑は建立からたった14年しか経っていません。なんという変りようでしょうか。

歌謡碑を見てもっとも気になったのは、これらの企業・団体名の下に個人の名前を書いていることでした。

石で作ったこの碑は、壊さない限り永久にこの場所に立っています。

見る人は少ないかもしれません。また、知っている人はいないかもしれませんが、私が当事者なら耐えられませんね。

点滴

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なぜタバコにこだわるか。

点滴.jpg

このようになってほしくないのです。一時でも点滴生活を送るようになってほしくはないのです。

むろんタバコを吸ったからといって、病気になると限ったことではありませんが、少なくても病気になる可能性は高まります。

社員から見たら、私はタバコ嫌いの鬼のように見えるでしょうね。

タバコの煙.jpg

今は完治していますが、1年ほど病気で入退院を繰り返していたことがあります。

同じ病室に、当時60歳くらいの質屋の親父さんも入院していました。質屋の親父さんは癌でした。

当時寝たきりの状態で、胃からは治療用に管が出て、管はガラスビンに繋がっていました。

ちょっと大き目のガラス瓶を見ると、底のほうに茶色の液が浮遊しています。

「この茶色の液体は何ですか」と聞くと、「タバコのヤニさ」と。

なんとその茶色の液は、胃に管を差し込んで以来3ヶ月も経ってまだ出続けているとのこと。しかも胃からですよ。タバコの煙は肺へ入れていますよね。

質屋の親父さんは、この話しを聞いてからほぼ半年して肝臓癌で亡くなりました。

肝臓癌の原因はタバコかどうかは解りませんが、少なくともタバコの害は体中に入り込んでいる状況だったのでしょう。

そのことを物語るように、胃からタバコのヤニが出ていました。

で、退院してからです、社員の健康促進のために、禁煙手当を出そうと考えたのは。

進んでいた社内禁煙制度

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会社を設立して、今月で22期目の決算を無事終了します。

お金は苦しいですが、少しとは言え利益が出るので嬉しいですね。

経営者として一番嬉しい瞬間でもあります。

いま衆議院選挙の真っ最中ですが、小泉純一郎内閣総理大臣をテレビで見て、例のライオンヘアをタバコの煙とつないでしまいました。

苦労があるのでしょうか、真っ白ですね。

そのタバコですが、会社設立から社内一室だけを残してあとは禁煙としています。

お客様もです。来社したお客様であろうと社員であろうと、禁煙には協力をしていただきます。

最初の頃、反発もあるかと思いましたが、社員はやむなくでも承諾をしましたが、来客の方に禁煙をお願いするのは、さすがにちょっと抵抗がありましたね。

応接室に灰皿はないのは当たり前として、最初の頃はシールで「申し訳ございませんが、社内は禁煙です。ご協力ください」と貼っていたものです。

お客様が来られて、座るなり懐からタバコを取り出す人が何人もいました。いまは、灰皿がないのを見て、「ここは禁煙ですか」と聞いてきます。

それから22年。世の中はずいぶん変わったものです。

当時列車の中は煙が充満し、タバコの吸わない私は息をするのもできないほどでした。今では信じられないかもしれませんが、飛行機の中もすべて喫煙OKです。

また、当時東京へ行くとビックリしたものです。駅のホームが全部灰皿となった状態です。

昔々ですが、こんなことを聞いたことがあります。

タバコを吸う人は、人生放棄か、無知無能か、意思薄弱かと。当たっているかも。

スピード違反の取締り方法

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警察官の心理は、空き巣・詐欺師と同じ

この記事にポポロさんというかたから、コメントが付きました。

『 』の部分がコメントです。

ポポロさん、コメントをありがとうございます。
お礼を申し上げ、あらためて私の意見を書きます。


『警察官は、市民を守る傍ら、一部の悪徳警官によって悪く呼ばれる、いわば板挟みの辛い仕事です。』

私も、ほとんどの警察官は、まじめに仕事をしていることを信じています。悪い警察官は一部ですよね。

ただ問題は、これも一部かもしれませんが、その悪い警察官が上の人だということなんです。警察署長であったり、その他の上位の役職者であったりする。

これらの人が、まじめに仕事をする人の足を引っ張っています。しかし、役職上位の人なので、内部で注意をする人もいません。

また、これらの人が与える影響を考えると、無視できません。

『魚は頭から腐る』といいます。

昔は子供に「大人になったらどんなことをするの」と、聞いたとき「警察官になるんだ。悪いやつをやっつけるんだ」と、言ったものです。

警察官は子供の憧れの仕事でした。

『警察が何故S(スピード)をするか分かりますか?悪い奴を捕まえる為じゃないのです。

そこで事故が多い、危険が多いからやっているのです。交通事故は運転している人間も、被害者にもマイナスに働く行為。共に損するのは避けるべきなのです。』

お話のとおりです。スピード違反は交通事故の根本でもあります。それを防止することに何の異議も挟みません。

『隠れてやっている事に意味はあります。常に警察がSをしているかもという思いからスピードを控えようと思う。そうすることによって安全に運転出来るようになる。』

私はまずここに異議を唱えたいのです。なぜなら、つかまるのは一部の善人だからです。

悪いやつを捕まえるのではなく、押さえるためにやっているというのは理解できますが、しかし、普通の生活をしている人が、一部の交通違反者を抑えるためのスピード違反の取り締まりで捕まる。

これってなんか変ではありませんか。

なぜなら、一般の主婦や普通の市民は、悪いことをしていないので、日常生活では警察を意識していません。

しかし、最初から違反を繰り返す人は、十分備えをして走り回っているので、まず捕まりません。

『見えていたらスピードを急激に落としかねないですし、周りにも迷惑です。コソコソやっているように感じる人もいますが、それは道路交通法を守る人間しかいなかったらすることもないのです。それを理解しなければならないと思います。』

ポポロさんのコメント最下行に理解という言葉がありますが、理解はしています。また、話していることも解ります。

悪いやつを捕まえるのではなく、押さえるためにやっているというのも重々理解できます。

しかし、警察官は、コソコソとやっている今の方法で誇りを持って仕事をすることが出来るでしょうか。

また、凶悪犯罪捜査はまだ理解できます。なぜなら対象が犯罪者に絞られるからですが、いまの交通違反者を捕まえる方法は、市民から永久に支持はされないでしょう。

強引なアメリカ合衆国の手法

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米国の牛肉はBSE発生以来、輸入は止っています。

当初日本の輸入再開の主張はBSEの全頭検査でした。なぜなら国内ではBSEを全頭検査しているからです。当然の意見ですね。

しかし、米国は強引にBSE発生前の条件で輸入再開を迫ってきました。

こまった日本政府は譲歩しています。

まぁこの辺はニュースで出ていますので短めにこれで終了しますが、ここへ来て日本への経済制裁を主張する上院議員や下院議員の意見が大きくなり始めました。

これに関して一言。

肉屋の私は小なりとは言え商人です。

その商人が「この肉を買え、買わないと経済制裁だぞ」と、もし包丁で脅したら皆さんどうします。

これって商人とはいえませんよね。

今は少なくなりましたが、押し売りが自宅に来たことがあります。漬物屋でしたが。

この漬物屋は品質は別にして、売っている物がやたらと高いのです。で、怖いけど「必要ありません」と断りました。

今の米国はやり方としてこれより悪いですよ。

押し売りの漬物屋が、「俺の漬物を買え、さもないと殺すぞ」と。これと何処が違います?

もっと身近な例で言いますが、自宅の隣のスーパーの肉屋に「この肉を買え、買わないと経済制裁だ、もうあんたはうちのスーパーに出入り禁止だ」とか言われたら納得しますか。

商人は違います。いや商人ばかりではなく人間として間違っています。

商人はお客様の納得を得るために、お客様の話していることをよく聞いて理解し自分の中に取り入れていかなければ成り立ちません。

これは国家対国家の間でも同じではないでしょうか。

それより悲しいことがあります。それは日本の態度です。

スーパーとの間では買う人が主導権を握っていて、意思決定は買う人がします。それでスーパーも納得しますし、だからこそ買ってもらえるような努力もします。

どんな商売でも、仮に物が足りなくてもこの基本は生きています。いっとき売る側が強くても、強引な商法はいずれしっぺ返しを受けるのです。

2005年衆議院選挙

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11日は衆議院選挙です。

皆さん、選挙に行きましょう。なんてことを言うために書き始めたのではありません。

実は、インターネットと選挙の関係を考えて見たのですが、報道などによるとインターネット先進国の中で、その利用は日本が一番遅れていそうです。

これほどインターネットが日常の生活に入り込んでいるのに、選挙に使えないとはおかしな話です。

例えば、米国はもちろんのことお隣韓国も相当進んでいます。また、アジアでもネットは選挙の必須アイテムとなっています。

日本ほど遅れているところもないのですが、諸外国の例から考えるに、次回の衆院選はネットが使われていることでしょう。

さて、インターネットを日本ではどう取り入れるが考えて見ました。

まず政党のイメージアップや、無党派層の取り込み、若年層への取り組みなど、PRのためにHPやブログを利用した広報活動や公聴を主とすることになると思われます。

つまり、ネットは政党や政治団体側の都合で運営されると思われます。当然でもありますが。

しかし、市民と言うか国民側から見るとどうなるでしょうか。

ここ何回かの選挙はマニフェストが定番となって良い方向へ向かっていますが、ネットの利用はその究極の姿となるのではないでしょうか。

なぜなら、一度ネットにあげた選挙公約は、永久にネットの間を漂うことになります。

選挙公約が守られない場合、その比較対照が簡単に出来てしまうのです。

既存の選挙は言いっぱなしで済みます。ですから、連呼だけの選挙でもあります。あとで、国民側からチェックもありません。

しかし、HPやブログに書かれたマニフェストは、永久に消えないのです。

有る候補者の新人時代の選挙公約から大臣になったときの選挙のマニフェスト、そして今回の立候補の選挙公約まで一覧で比較検討することが出来ます。

政治家としての履歴をまる裸にされるネットを取り入れた選挙運動は、国民のためにも必要な方法と言えるでしょう。

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