2006年10月アーカイブ

岩見沢 せいせん日の出 工事中.jpg
北海道岩見沢市 せいせん日の出 工事中

現在生鮮主体の食品スーパーを、岩見沢市にオープンする予定で、準備の真っ最中です。

やっと看板工事に入りました。これから内装、ショーケースの設置などにとり掛かります。

オープンはプレオープンとして、よほどの遅れが無い限り、11月15日を予定しています。

店舗は以前に経営していた会社から買い取り、改装してオープンするのですが、しかし、お金もかけられないので、内装などはそのままで、ジューキ備品類も中古品を使用します。

極めつけは、買い物籠など前の店舗の物をそのまま使用しています。

ケチだといわれても、その分商品を1円でも安く売り、地域の人たちの役に立つことが出来るのならそれは本望なのです。

今日は頭が痛い。

別に頭の痛い仕事があるという意味ではなく、文字通り昨日飲んだワインのおかげで頭が痛いのです。

北海道ワインの貴腐ワインをグラスに8分目も飲みました。私にとってはとんでもない量だったのです。


昨日は北海道ワインさんを訪問。製造部長様と社長様にお会いしました。

要件は北海道ワインでワインを作る際に出る、ワインの絞り粕をめん羊の飼料に出来るかどうかの打診。

さっそく、今朝めん羊に食べさせましたが、けっこう悦んで食べていました。

でも、種が邪魔になるのでしょうか、食べる姿は人の笑う顔に似て実にコミカルでしたね。こちらもつられて笑っちゃいました。

ワインの絞り粕の飼料化は、ワインに含まれるポリフェノールを利用しようとしてのものです。

ワインにポリフェノールが含まれていることは、周知の事実ですが、ワインの絞り粕にもそれが大量に残っていると判断しての事ですが、どうなるでしょう。

現在ワインの絞り粕は、ワイン畑の堆肥となっているようで、これはこれで役立っていますが、家畜の飼料とすることが可能であれば、違った意味での利用価値が出ます。

家畜と人間が同じ物を食べるのでは食糧不足の世界情勢の中で食べ物をめぐって競合しますが、人間の食料残渣を家畜の飼料として再利用することできればこれほど良いことはありません。

まず、環境に優しい畜産の実施と、これに伴い家畜の生産コストも下がり、また、めん羊も健康に育ち肉質も良くなるという、一石二鳥どころか三つも四つも利点があるのです。

これに挑戦しようと思います。

今日から携帯電話の番号は、会社を変えても同じものを使えるようになるとのこと。

ちょっと解りません。

何がって、同じ番号を5年も10年も使うことです。

私は携帯電話を持ち始めてから15年くらいになるでしょうか。

ドコモで機種を5度変えていますが、同じ番号にしたことは一度もありません。

いまの携帯に変えるとき、どちらもドコモでしたが、
ドコモの受付で、番号を変えてくださいと言ったら、怪訝な顔をされました。

「なんで番号を変えるんですか」とは、窓口の女性。
「えっ、番号は変えられないのですか」
「いえ変えることは出来ます」
「では、記録は移して番号は変えてください。番号は何でも良いです」と、私。

番号を変えると、電話の来る数が減って静かですから、そうしています。

考え方は色々ですが、私の携帯電話観とは、自分で必要なとき連絡が出来ること、これが主です。

どうしても、電話の欲しい相手には事前に連絡をします。連絡をしても10軒も有りません。

また、日常で電話番号を知らせたいときも同様で電話番号を教えればすみますね。

つまり、番号が変わっても困るのは相手で、自分は困りません。

長い間に、直接電話番号を教えた人とか、間接的に電話番号を知った人など、かなり自分の番号を知ることになってしまいます。

場合によっては、自分の知らない人も知っている場合もありますよね。

これは気持ちの良い物ではありません。

オスはこのようにありたい

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オーストラリア、ヘレンのサフォーク雄.jpg
ヘレンの牧場、サフォークの種雄

ヘレンの牧場に関しての記事は、こちら

人間以外の動物のオスは、風格がある。

これはたかが羊(ひつじ)。しかし、たかがと言うなかれだ。なかなかに風格がある。

まず、面構えが違う。
立ち方に落ち着きがある。
歩く姿に美しさがある。
走る姿には力強さがある。

鳴き声は・・・そういえば鳴かなかった。
そう、簡単に泣き言は言わない。(ちょっと違うかな)

人間のオスたる私も、このように有りたいと思ったヘレンの牧場の羊たちでした。

オーストラリアの話・・追加

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10月6日 pm

サフォーク購入、最後の牧場訪問。

前2ヶ所の牧場が良かっただけに、牧場全体の雰囲気はちょっと落ちるかな。でも、気さくなおかあちゃんがてきぱきとめん羊をさばく。

ちょっと落ちるとは言っても、ここの羊も日本ではお目にかかれないような立派なめん羊だった。

おかあちゃんは魅力的な女性で、羊を説明する時は番号も見ないで種雄の説明などもする。

たぶん1頭づつ顔を覚えているのだろう。

それだけに、輸入後は絶対大事にしようと決意を新たにしました。

せいせん日の出

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株式会社アイマトンは、大きく三種類の業種に分かれます。

レストランなど外食店向けの卸部門と、スーパーのテナントへ出店している食肉小売部門。それに生鮮を主体としたスーパー部門です。

そのスーパー部門では現在”生鮮おろし”1店だけだったのですが、来月もう1店”せいせん日の出”というスーパーを北海道岩見沢市にオープンさせる予定で、いま準備の真っ最中です。

”生鮮おろしを詳しく知るには、こちら生鮮おろしから。

オーストラリア移動距離は3300km

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オーストラリア移動の途中は、なかなかインターネットに繋げませんでした。夜中12時過ぎにモーテルに着き、朝7時には出発するわけで。

で、いまは、オーストラリア訪問最終日の朝で、2006年10月8日 現地時間で午前6時ちょうど。

3日から始まっためん羊選択の旅は、昨日で終了しました。5日間、2洲にまたがり訪問牧場数は7ヶ所、移動距離はなんと3300km。ほぼ日本を縦断する距離です。

タフな旅でしたねぇ~。しかし、実りのある旅でもありました。

やれやれですが、『北海道サフォーク牧場』の記念すべきめん羊をすべて決めてきました。あとは、飛行機で無事に日本に到着することを願うばかりです。

さて、めん羊選択方法の話をいくつか。

私は、行く前から、購入するめん羊を選ぶルールを幾つか決めてありました。

まず一つは、牧場全体が整理整頓されていること。整っていること。言い換えると一種のルールがそこに見つかれば良いのです。

畜産の農場は牛や豚に限らず羊も環境が劣悪です。匂い、家畜の鳴き声や機械類などの騒音、ハエなどの虫、等々です。

私は畜産が好きで養鶏・養豚と経験しましたので、それらも好きですが、一般の人は大変でしょうね。

話がそれました、次に飼育する人たちを注意してみる。

家畜は生き物です。綿羊も人の予測しない動きをします。また、当然ながら綿羊は人と言葉や意思を交わすことができません。そこで飼育する人にはそれらを越えたこころくばりが必要になります。

つまり飼育する人次第で、家畜の良し悪しがはっきりと出て来るのです。良い家畜かどうかは飼育する人次第と言えるでしょうか。

で、次に綿羊を選ぶわけですが、選ぶ仔羊より先に、親、それも種雄、それが不可能なら真っ先に群れを成すその牧場の羊全体をよく見ることが肝要と考えています。

最後にいま買おうとする本体をよく観察して決めようと。

風格のある種オス

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10月6日 am

今朝は昨日のヘレンの牧場を再訪問。

今日は昨日見ることのできなかった、まだ母親から離していない仔羊を親子で見ることができました。

こちらにとってはもっけの幸い。なぜなら仔羊ではその物の良し悪しがなかなか解りません。しかし、親を見ることによってある程度は想像できますよね。

そういえば昔のことわざに『嫁をもらうなら親を見てもらえ』と言うのが有りましたね。羊と人間をいっしょにしちゃ怒られるかな。

さて、サフォーク協会の役員もしている彼女のサフォーク種はさすがに体も大きく伸びもありそれはそれは見事です。

購入予定の羊を選んだ跡、15分ほど異動しヘレンさんの別の農場の種オスを見せていただいた。3頭とも写真を見ていただきたい。

オーストラリア、ヘレンのサフォーク雄1.jpg

風格と言うか、威厳と言うか、男のしるしも立派で、ん・・・・お見事。

オーストラリア、ヘレンの牧場.jpg

10月5日 pm

午後から、明るく大きな声で笑うヘレンさんの牧場を訪問。

ここはサウスオーストラリア州。

彼女は、明るく大きな声で笑うのが魅力的でしたね。

ヘレンさんの性格そのままに、牧場の建物全体が濃いグリーンに統一され、ゴミ一つ無いほど整理整頓され、すがすがしい実に雰囲気のある牧場です。

牧場開始から、まだ4年ほどしか経っていないとのこと。

整然と整理された羊舎内の綿羊も、実に元気で跳ね回っていました。

オス5頭とメス11頭に印をつけてきました。

購入予定のめん羊は、全頭血液検査をして、購入予定まで数を絞り込みます。

たかがめん羊、されどめん羊

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10月5日 am

今日から、いよいよ自分のサフォーク種を撰びます。予定は3農場から雄2頭、雌70頭。

北海道サフォーク牧場の、記念すべき最初の羊を購入する牧場です。(ちょっと気負いすぎかな?)

エチューカから二日あわせて10時間ほどかけ、サウスオーストラリア州ブロウグトンロッジ牧場へ付いたのですが、もうへとへとです。

でも、羊を見ると元気が出ます。

同行のM氏のポルドーセット種購入牧場を3ヶ所訪問後の、4ヶ所目のめん羊牧場訪問ですが、ここは最高に家庭的な雰囲気で迎えていただきました。

ダッフィールドさん経営者夫妻と息子さん。それにおじいちゃんとおばあちゃん。

オーストラリア1回目の牧場.jpg

おばあちゃんは、英語のわからない私に羊のことを一生懸命説明してくれるんです。

羊と5人くらいで写った昔の写真を持ってきて見せるんです。

『この羊は大きかったんだよ、150kg有った』とか。その説明する姿には、言葉は解らなくても人柄が伝わってきて、なんかじ~んときましたね。

家族の私への接し方をみても想像できましたが、ブロウグトンロッジ牧場は丁寧に運営されていてやはりめん羊はすばらしい物でした。

明日、種オスのセリを牧場内でするとのこと。写真を見てください(帰国後)、それはそれは素晴らしい羊です。

ここから、雌28頭と雄9頭を選びました。

これで4軒目の牧場回りですが、毎日綿羊や農場を見ているとある種のルールを感じますね。

飼育する人次第と言うか、牧場主の性格がそのまま羊の良し悪しまで繋がるようです。

ちょうど昼時だったのですが、ダッフィールドさんではサンドイッチやサラダ、コーヒーなどの飲み物、果物を用意してあり、家族総出でもてなしていただき感謝感激です。

この牧場では40年ほど前ですが、おばぁちゃんが現役の頃、北海道に綿羊を輸出したそうで、歴史のある、また風格のある綿羊牧場です。

私は始めてのオーストラリア訪問

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10月4日

今日、午前中に訪問した牧場は、ポルドーセット種の綿羊主体で4000頭飼育していると言う。驚いた、さすがオーストラリア。ちなみに北海道で登録された綿羊は5000頭くらいとのこと。

M氏はその中から雄3頭と雌27頭を選んでいた。

当たり前ながらめん羊牧場専業のM氏の羊を見る目は真剣そのもの。7時半から始まった羊の選択が終了したのは12時。これだけでもどの程度の真剣さか解ると言う物です。

私にはどれも同じに見えますが、見る人が見ると違うようです。


日本からの同行者は、オーストラリア訪問が2回目の白糠のM氏と札幌のN氏。あとN氏の通訳さん。

そのN氏が行く前から、ある牧場からは買うのは止めた方が良い言っていた牧場訪問が、なんと今日の二つ目。

何で嫌うか行くとわかりましたね。とにかく羊の扱いが悪い。親がいまいち。

簡単に言うと牧場は手入れされていなく親は汚れています。

ここから30頭選択する予定が、M氏は雄雌合わせ、撰んだのは15頭かな。

おかげで、ポルドーセット種の牧場訪問が2ヶ所増えたので、メルボルンからシドニー訪問の飛行機をキャンセルしなければなりません。

でも、せっかく来たのですから、途中で手を抜くことはできません。

今日は10月4日。

いましがたホテルに到着。

『やったぁ~、とうとうインターネットに繋げない』

電話線が抜けないんです。むろん直にインターネットにも繋げない。そこで後でと言うことで。


今日は、オーストラリアは大きいと言うことを実感した一日でした。

午前と午後の2回M氏のポルドーセット種選択に同行。ここまでは想定内というか予定の行動でした。

しかし、午後4時頃予定の仕事を終え現地仕入業者のS氏「今日中にエチューカから、明日訪問する牧場のあるアデレードへ向かう」と言うのです。

私は『あっ、そう』と軽く聞き流していましたが、続けてS氏の話しでは「異動にはだいたい6時間かかりますね。到着は11時になります」と。話はむろん英語ですが。

午後4時から6時間も異動するとは、オーストラリア人はなんという働き者と思っていましたが、M氏の話ではS氏の働き方は例外かも知れないとのこと。

で、4時15分に出発。

途中10分の休憩と、夕食40分を挟んでアデレードへ付いたのが、夜中の12時05分。走行時間はほぼ7時間。

その間フリィーウェイの発達したオーストラリアの国道を、平均時速110㎞で走るのですからいったい走行距離はいくらになるのやら。

ここはエチューカっちゅーか

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さて、本日はVIC洲ECHUCA(エチューカ)。

メルボルンからかなり時速120km平均で2時間くらいの距離。感動しましたね、さすが羊の国。メルボルン郊外から永遠と続く家畜用の柵。

居るは居るは、牛や馬、羊に和牛(これ本当です)、他にもラマらしき物、ダチョウかエミュ解りませんが柵の中に居るんですよ。

でも、カンガルーは見ていません。

9時に出て11時過ぎに目当てのめん羊牧場へ到着。

今日は白糠M氏が買うポルドーセット種のめん羊を選ぶ日です。あっ、明日もです。

真剣に選んでいる写真をここに載せる予定でしたがどじっちゃいました。で、写真は帰国後と言うことで。

オーストラリアは人口2000万人。そこに人口より多い羊が1億頭飼われているとのこと。ポルドーセット種の立派な雄の印を見て感動しましたね。さすがは羊大国。


ところで、どじっちゃった話しですが、実はデジカメからPCまでの接続ケーブルを忘れてきました。いつものことですが、何かしら忘れてきますね。

でも、パスポートはまだ忘れたことはありません。出国できていますから。[^^]

これはビーンだ。

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今回のオーストラリア旅行で、一つ大きな失敗をしました。

オーストラリアは、検疫の厳しさが有名で、特に動物や肉類は持ち込み厳禁で、果物なども絶対持ち込ませないんですね。

それは知っていたので、食べ物は荷物には持ち込んでいません。

というか、そう思っていました。「はい、全部弁解です」。単純に忘れていました。

他所の国には無いのですが、オーストラリアは降りる時も荷物全部をX線検査をするのです。

で、私は呼び止められ、「荷物を出せ」と。

いつもなら英語の出来ない私は立ち往生するのですが、今回は白糠のM氏がそばに居るので安心でしたね。

でも、検査官は「何か食べ物を持っているだろう」と執拗に食い下がってきます。食べ物は無いはずなのに。

ところがあったんです。『納豆』が。

そういえば前回、外国で無性に納豆が食べたくなったので、今回初めて納豆を4個入れていたのですが、それを忘れていました。

検査官は納豆のビニール袋を覗きながら「これはなんだ?」と。

白糠のM氏は納豆をどのように訳したのでしょうか。何回かのやり取りがあって最後は「ビーン」と。

検査官は「ミートは入っていないのか」と言いながら袋を強く抑えこすっていました。

袋が破れたら、納豆の強烈な匂いがするはずで、日本人でも大阪の人は食べませんよね。ましてや外国人には理解できないだろうなと、かなり不安でしたね。

覚せい剤を持ち込んで、調べられる時もこのくらい不安になるのでしょうか。

「ビーンならOK」。

助かった。

が、今日は一緒にいった皆に物語を作ってしまいましたね。一生言われそうです。

オーストラリアのメルボルンは日本との時差が1時間で、いまは午後5時半。日本なら6時半ですね。

先ほどダウンタウンで羊の料理を食べてきました。

オーストラリアと言えば、カンガルー、牛肉、めん羊を思い浮かべます(私は肉屋ですから)。

で、どこにでも仔羊料理があるものだと、簡単に考えていましたが案外少ないですね。

それも、メニューの数も1品か2品しか有りません。しかも、価格もけっして安くは無いのです。

地元のスーパーへ行ってみましたが、日本より高いくらいです。どんなことになっているのでしょうか。

成田空港内でこの記事を書いています。

これからめん羊を輸入する人たち4人で、オーストラリアへ行ってきます。

成田からメルボルンまで9時間半。

私はサフォーク種、白糠のM氏はポルドーセット種を輸入する予定で、その品定めですが、私は正直な話をすると羊を見る目はありません。良い羊を選ぶため白糠のM氏の力を頼っています。

私は、無事に飛行機が飛んで帰ってくることを願っています。

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