2006年7月アーカイブ
羊の丸焼き
今日は某所(ブログに書くと、了解を得ていないので詳しく書けません)で仔羊、鹿肉などの試食会(?)。80人くらい来ていただろうか。
料理は、エゾシカの丸焼き、シュウバウロウ(モンゴル風塩煮)、シシケバブ、羊のレバー串、羊ロース・ヒレのカルパッチョ、羊シチュー、羊の胃袋トマトに等々、盛りだくさん。
その中でも、写真のこの羊の丸焼きは絶品。(ローズマリーとにんにく風味)
羊は8ヶ月の仔羊とのこと、柔らかでひつじ独特の臭みはまるで無いが、しかし羊の味はしっかりとしているんです。
しかも、甘いんです。
料理人さんの話では「ひつじの脂は甘いんですよね~」とのこと。まったくその通り。
柔らかと言っても、理解しずらいでしょうが、すね肉まで柔らかだといえば解っていただけるでしょうか。
牛すねは、何時間も煮込まなと柔らかくなりませんが、仔羊の丸焼きはビックリするほど柔らかく食べやすい物でした。
また、食べた人が「味付は塩に漬けて一晩ねかせるんですか?」と聞いたところ、この料理人さんの返事は「いえ、焼く前にさっと味付けするだけです。味付けしてから一晩寝かせると、硬くなるんです」。
いままで食べた仔羊の丸焼きは20度ほどですが、一番旨かったかな。
いよいよ米国産の牛肉が入ってきます。
肉屋ですから、消費者の選択肢が増えることなら良いことだともいえますが、よく考えると矛盾だらけです。
その中から一つだけ。
物の売り買いを商売といいますが、どう考えてもおかしなことがあります。
どんな商品も、買うかどうかは買うほうが決めます。
皆さん、毎日行くスーパーで「この肉を買え、買わないともう付き合わないぞ」と脅されて、その店から肉を買いますか?
私は買いませんが、他の人も同じでしょうね。
また、売るほうは、買う人の要望にあわせて、何とか買ってもらえるように努力をするものです。
例えば消費者が「BSEが怖いので、全部検査をしていただけませんか」。
こう言われたら、普通はそうするでしょうね。
去年の今頃は、20回はゴルフをしていましたね。いままで「趣味は何ですか?」と聞かれたら「ゴルフです」と答えていました。
で、今年もゴルフを趣味にしようと思っていたのですが、それよりも面白い遊びを見つけたんです。
あ~~、、そうじゃなく、今日はゴルフの話をひとつ。
今日ゴルフだったんです。場所は苫小牧の千歳空港カントリー倶楽部。
気が入っているのと、そうでないのとは随分成績は違いますね~、ひどいものでした。
趣味が変わったのと、しとしとと、雨に最初から最後降られて、つらい5時間でした。
ゴルフ場まで片道2時間。出る時は晴れていて、また、ゴルフ場を出ると晴れ。
雨はゴルフ場だけ?
何か悪いことをしたかなぁ~。
第2回ジンギスカン王国滝川
芋の花
美深へ羊を受け取りに行った、帰りに芋畑を見つけたので、畑一面に咲く芋の花を一輪だけ、パチリ。
ジャガイモの花は、『可憐』という言葉が似合います。
この可憐な花から、どうやったらジャガイモに結びつくか、美味しさに繋がるのか。考えすぎて今日は眠れそうもありません。
ついでに、ジャガイモに詳しいHPを見つけたので、紹介しますね。
こちら→『おいしいねっと じゃがいも 馬鈴薯』
今日羊舎へ羊が入りました。
羊達は慣れない環境で「メーメー」と悲しそうにないていましたが、もう羊はおとなしく寝ただろうか。心配です。
いよいよめん羊牧場稼動。
レストランと商談がまとまり『北海あいがも』を納めるようになります。
納入業者のこちらとしては、納品先のレストランで合鴨を指名し食事をしていただかないと『北海あいがも』を継続して納入できません。
そこで販促ツールを駆使し、レストランの売上増加のお手伝いをすることになります。
このままレストランとのお付き合いが順調であれば、何の問題も無いのですが、時にはお付き合いが破談となることもあります。
こんな場合は、せっかく作った販促ツールは無駄になるんですが、それは良いとして、ここで大きな問題が時々発生するのです。
それは『北海あいがも』の販促ツールの返却をお願いしても、返してくれないのです。
店内に有る当社のブランド『北海あいがも』の販促ツールをそのまま掲示し、料理には輸入の安い合鴨を使うのです。
つまり、一種の偽装ですね。
私の住む町は、北海道赤平市。
赤平は炭鉱町として発展し、いっとき6万人くらいの人口が有りました。しかし、今は15000人弱ですね。
で、昨日・今日とお祭り。題して赤平火まつり。
火まつりの話をするとけっこう話せますが、今日は本題からずれるのでパスして、屋台の話を一つ。
お祭りの広場には、小さな屋台が30店ほど出ていますが、当社もに焼き鳥の屋台を出しています。
焼き鳥といっても、串に刺さっているのは鶏肉ではなく合鴨なんです。
もちろん(もちろんと言って良いのか異論もあるでしょうが)焼き鳥より味は数段上ですね。
昨年は二日間で2500本ほど売りました。昨年食べた人から、今年も屋台を出して欲しいと要望があり出店したのです。
でもなんか、昨年より売れていないようです。
決算がつらい。
アイガモ農法って知っていますか。
アイガモは当然ながら、田植えはしません。しかし、アイガモに草取りと防虫をさせるのです。
詳しくは専門書を読んで欲しいのですが、つまり、無農薬なんです。
アイガモが草取りをするので除草剤は不要。虫も取るので、薬は不要です。
しかも、肥料も不要なので究極の有機栽培なんですね。
で、今日は北海道でアイガモを使って米つくりをしている人たちの集まりがあったのです。
灼熱地獄となった今日の日本列島。
ニュースから拾ってみました。
天竜市38・2度、浜松市38.2度、市原市37.9度、館林市37.8度、甲府市37.7度、前橋37・2度、熊谷市で36・9度、佐賀市36・4度、名古屋市35・6度。
この暑い中、札幌へいきましたが、札幌は今年最高の30度とのこと。
いましがた自宅へ着きました、温度計を見ると28度。クラーは有りません。
『さて、眠れるだろうか』あまり考えると、眠れなくなるので、今日はこれで。
棒銀行の所長と上場スタッフ来社。
弊社に上場の予定はありません。先方もこちらが上場するとは思っていないはずです。
じゃぁ、なぜ来社したのでしょう。疑問に思っていました。
一応儀礼的に話を聞きましたが、話を聞くうちに内容に引き込まれ、興味が無いはずなのに、質問までしていましたね。
なぜ質問をしたか。
実は、上場準備の内容の中には上場するしないに関わらず、通常の経営にも必要な事柄がいくつも有るのだと気が付いたのです。
私は家業から企業への脱皮に弊社の将来が掛かっていると常に思っています。実は今日の話の中に沢山のヒントがあったのです。
あっ、そうかぁ~。このことを教えたかったんだ。
22歳で結婚しましたが、妻の父とは自分にとって不思議な存在です。
正直な話、チョッと苦手でしたね。
好かれていないような気もして、正月なども一緒にいる時間が短いと嬉しかった記憶があります。
それもそのはず、いま自分が娘の父親になって考えるてみると、同じような場合、義父と同じ反応をするかもしれません。いや、たぶんするでしょう。
ところで実は、いま後悔していることがあります。
義父は無くなるまで1年くらい入院していましたが、その際病院のベットで「政海さん、どうも頭がおかしくなっているようだ。訳がわからなくならない内に、話しがある」と、あらたまって私に言うのです。
そのとき家族は、もう助からない病気と知っていましたが、私は死期を悟った義父の言いたいことが推測できたのに素直に『はい、話はなんでしょう』と言えませんでした。
「解りました。病気がよくなってから、ゆっくり聞きます」と、その場にいたたまれない気持ちと励ましの気持ちで話しを避けたのです。
そう言われたのは、三回ぐらいでしょうか。
そのうち、本当に家族の顔すら解らなくなり、義父の心配していた通りになったのです。
いまさら、後悔しても間に合いませんが、今日は、あの時義父は何を話したかったのだろうと、その場面を思い出し切ない気持ちになっています。
着々めん羊牧場の準備が進んでいます。
しかし、めん羊の仕入先の社長さん、よほど心配だったのでしょうね。小樽出張の帰途、弊社へ寄りました。
購入先の牧場から小樽まで6時間ですよ。
これで完璧と、自信を持って完成したばかりの羊の小屋へ案内しましたが、出るは、出るは、せっかく作った羊舎の駄目だし。
今のままだと、40頭購入予定ですが、年末までに5頭くらい怪我すると言われリャ、指摘の通り直すしかないか。てなことで、おかげで8ヶ所作り変えです。
羊はめちゃくちゃ怪我に弱いんです。怪我をしたらまず死にますね。
でも、これで安心して羊の受け入ができます。
社長、ありがとうございます。
昨日は滝川のお祭りの決起集会。
物騒な名称ですが、ようするにジンギスカン王国(ジンギスカン祭り)に向けて頑張ろうと、ジンギスカンを食べる集まりです。
80人位は参加していたでしょうか。
左となりは、松尾ジンギスカンの営業部長Y氏。正面左向いは新十津川の精肉店社長で、良い雰囲気で話をしながらのジンギスカン鍋です。
ただし、真正面は×です。
左手でタバコを吸いながらのジンギスカンです。なんで、食事の間くらいタバコを手から離せないのでしょう。
テーブルの上には、肉の取り皿と灰皿が同じくらいの数ありましたね。
今日の決算は、2500円会費で、ジンギスカンを200g位とビール中ジョッキで1.5杯。
これは良しとして、帰宅のタクシー代が3000円。めったに飲まないビールですが、やめておけばよかった。
自衛隊の定年は54歳。
一つ下の弟は54歳で自衛隊を退職して、一昨年から北海道恵庭市の恵み野で焼鳥店を開いています。
名前は『知どり』。
今日一年ぶりに家族と食事をしてきました。
弟は随分勉強したんでしょうね。味が格段に良くなっています。
しかも、そう大きくない焼鳥店ですが、満席です。これを見るだけでも、お客さんから支持されていることがよ~く解りますね。
弟は高校を卒業し、すぐ自衛隊へ入隊したので、自衛隊以外を知りません。
それが、焼鳥店ですよ。しかも順調に売上を上げています。
失礼ながら、自衛隊も公務員です。
仕事人生のすべてを公務員で過ごした人間が民間で働くことだけでも大変なのに、自分で商いを始めたのですから、その苦労は相当なものだったと推測されます。
弟の焼鳥店が美味しいことは今まで述べたことからも理解していただけるでしょう。
料理の経験がなく、しかも公務員。よくぞここまでにしたものだと、驚きと共に感動しています。
この際思いっきり身内の自慢をさせてください。日本一美味しい焼鳥店は『知どり』だと。
昨日私の載る車も『もうあちこちがたがたです。そろそろ寿命かと思います』と、ブログに書きましたが、もしかしたらそのことが車に知られたかもしれません。(笑)
札幌へ行く途中に『ガツン!ゴツ・・・』と石でも挟まったような、異音がしました。
時速100km以上で走っていましたから、一瞬ヒヤッとしたのですが、何も起こりません。(もっとも、何かが起こったら大変なのですが)
しかし、そのあと右後ろの方から、うなり声が聞こえます。言い方が変ですね。うなり声のような音がしますかな。
実は、車に乗っているときには、その車の入れ替えの話や車の悪口は言わないようにしています。乗っている車に聞こえたら気の毒なので。
でも、今回ブログに書いただけなのですが、サニーにばれちゃいました。
前の車はボルボV70Rで、これは良い車でしたね。今まで乗った何台かの車の中で一番好きでした。600万位はしたはずです。
で、いま乗っている車はサニー、平成10年車を6年前に買ったもので値段は90万円。
現在の走行距離は22万km。もうあちこちがたがたです。そろそろ寿命かと思います。
夕方尊敬する元床屋さんを経営していたT氏と道端で偶然会いました。散歩の途中でしたね。
道路の脇に車を止めて30分ほど話したでしょうか。
T氏は私の車を見るなり、「銀行がこの車を見たら、あんたにお金を貸したくなるだろうなぁ~」と一言。
『だったら嬉しいですけどね~』。
義父が亡くなって7月12日で13年。今年13回忌です。
義父は石炭を運ぶトロッコの運転手でした。そのトロッコで片足を切断したので、私が出会った頃は義足でしたね。
当時妻は小学校6年だったそうです。
私の最初の出会いでは、義父は田のあぜに立ち、水の具合を見ていましたが、それはそれは堂々とした威厳ある姿でしたね。
もっとも、可愛い娘にちょっかいを出している男に、ほんとうは会いたくなかったのかも知れません。
また、義父はひじょうに我慢強い人でもありました。
私も経験ありますが、米を作るのは両足が有っても大変な仕事ですが、それを片足で全部するんですよ。
そればかりではなく、畑作もイチゴを中心にかなり作っていましたね。
ほんとうに尊敬する人です。
いましがた妻にどっちの足が無かったのと聞いたところ、3分ほど思案して「左足でなかったかなぁ~」と自信なさそうです。
私にとっては義足の父は異常な姿でも、小学校6年から片足のないお父さんは、妻にとって普通の姿だったんでしょうね。
19歳から29歳までの間にほぼ8年間当社に勤めた、33歳の男がいました。
実に気の良い、ナイスガイな男です。
誰からも好かれ、私ももちろん大好きでした。
私があるとき口に含んだ硬い飴を、ガリガリと噛み始めた時、いつもの笑顔で「Iwaiさん、飴をなめないで噛むやつに、お金を貸すなと言うんだよ。これが家(うち)のおばぁちゃんの遺言なんだ」と、マジな顔で言うんです。
「え?」と聞き返すと、ニコニコ笑っています。
ほんとうに、良いやつなんです。
7月1日にバイク事故で亡くなり、今日お通夜でした。
33歳です。なんともやり切れません。
合掌
もう7月。1年の半分を過ぎた。時の経つのは早いなぁ~。
今日は土曜日で、お客様の来る予定も無いし、と言うことで羊の牧場整備。
この予定で何とか秋までに整地を、終了させたいと考えています。
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