昨日は、阿寒町(現在釧路市に含まれている)の北泉開発株式会社さんの養鹿場・有限会社阿寒グリーンファームさんの加工場を訪問しました。
北海道は野生の鹿が増えすぎ、農業被害は甚大、また国立公園も丸坊主に食べつくすほどの状態で、春先の知床・阿寒を車で走ったときは、ビックリしました。
それは見事ですよ。国道脇に鹿が列をなすように道端の草や木の皮をむしりとって食べています。
このままいくと国立公園は禿山になるのではと思いました。
これじゃだめだ大変なことになると、北海道では官民あげてエゾシカの食肉利用を考えています。
で、昨日はそのパイオニア的存在でもある北泉開発株式会社さんを訪問しました。
写真は北泉開発さんのシカの牧場、つまり養鹿(ようろく)場です。
グループ企業の有限会社阿寒グリーンファームさんはエゾシカの解体加工を担当しています。
養鹿場では十分に餌を与えられ、数百等飼われていました。
春先に見た野性の鹿は痩せてがらがら、あばら骨が見える状態でしたが、養鹿場内のエゾシカは毛並みもバシッとして肉付きも良さそうです。
あっ、これって完全に肉屋の目ですね。