喧嘩に強くないと、転勤のプレッシャーにつぶれてしまう話、
喧嘩に強い社員へ転勤を要請するは、前回述べました。
転勤を打診した時に、その反応しだいで社員の能力が推し量れます。
まず駄目なのが、くどくどととできない理由を言い出す人です。
その場で、転勤の打診をあきらめますが、その人へは仕事に対する期待もしなくなります。
次に、一番多い返事の仕方が、「考えさせてください」と、時間を取ります。
普通の対応と言えども、これは当然の反応ですね。会社からの打診は個人の生活を考慮はしていますが、基本的に会社の立場や仕事を主として考えています。
安易に、その話に乗るわけに行かないのは当然のことです。
しかし、返答の仕方にその人の仕事に対する意欲や能力が現れるので、注意が慣用ですね。
少なくとも、打診したこちらは、その辺を読み取ろうと真剣です。
さて、経営者にとって一番怖いというか楽しみと言える反応が、その場で「わかりました。ところで、いつからでしょうか」と、返事をする人です。
むろん転勤の打診は新入社員や能力の無い社員にはしませんので、その打診をした時点で、ある一定の期待は有りますが、即答までは考えていません。
少ない経験かもしれませんが、新しいことに挑戦することを生きがいとするような人には、明るい未来が待っていると断言できますね。
また、転勤は基本的に喧嘩に強い社員へ要請しますが、その中でも二つ返事で受ける人の配置換えは100%成功します。