裁判員制度の欠陥

『裁判員 少年に死刑判決』は、読売新聞。
『裁判員初 少年に死刑』は、朝日新聞。
『裁判員 少年に初の死刑』は、毎日新聞。

これトップページの見出し。

『裁判員初 少年に死刑』は、私の愛読紙北海道新聞もトップページ。

『裁判員 少年に死刑判決』は、後ろから2ページ目で日本経済新聞。

『裁判員』の後ろに『制度』を付けて、『裁判員制度 初の・・・・』と入れれば、まだ解るような気がします、しかし、『裁判員』だけでは、主役が制度ではなく、人の方になっていますよね。


短い見出しですから、ある程度省略しなければならないのは理解できますが、これでは裁判員が死刑と決めたように取れますが。

読売新聞を見て下さい。『裁判員が少年に死刑判決を下した』と読めますよね。


むろん読んでいくとちゃんと書かれてありますが、それにしても裁判員だけで死刑にしたわけでは無いでしょうに。

これじゃ、安っぽい週刊誌みたいです。


う~~ん、しかしどう考えても、やっぱり変です。

裁判員がテレビに顔を出して、辛かった心境を一生懸命説明しています。泣きながら。

裁判官は何処にも出てきません。裁判官は裁判員の後ろに隠れんぼしているのかな。


この現象、プロが素人に責任を押し付けているように思うのは、私だけでしょうか。


裁判官の浮世離れを心配して、裁判員制度を導入しましたが、この制度、責任逃れの道具になっちゃいました。


その内出てきますよ、『裁判員 死刑判決は初の冤罪だった』と。


もしかしたら、裁判員制度ならぬ検察員制度もこれからできるかも。と、考えたら笑われる?。


なぜなら、責任逃れにぴったりでしょ。[^^;;

アイマトン

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このページは、岩井 政海が2010年11月26日 08:58に書いたブログ記事です。

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