日本語は『表意文字』で英語は『表音文字』ですよね。違ったかな?
文字の一つひとつに意味がある日本語を使っている私たちは、発する言葉に霊的な力があると思っています。
そんなことで、口から出た言葉が現実の事柄に何らかの影響を与えるとも考えているのです。
例えば、良い言葉を発すると良い事がおこり、悪い言葉を発すると良くないことが起きるのです。
毎日『ありがとう』と感謝の言葉を口にしていると、人生は上向きになり、日々『ばかやろう』と他人を口汚くののしっていると、・・・・・まぁ、いいか、ここに書くまでもありませんね。
私は小さな会社のトップです。
私の発する言葉次第で、社員のモチベーションが上がったり下がったりと、これまた日常で。
それに連動するように業績、つまり利益も出たり赤字になったりとそれはそれは正直なものです。
そんなことで、いきおい言葉使いには慎重にならざるをえません。
私は言葉使いのプロではありませんが、言葉の重要性は十分認識して、注意深く言葉を使うよう心がけています。
それにしても、何時からでしょうか。日本のトップ、総理大臣の言葉が軽くなったのは。
財務省の口車に乗せられた管総理大臣。
ほとんどの日本国民は、消費税を10%にあげる前にやることがあるだろうと考えているのに、それを口にするとは。
これって、財務省はどっちに転んでも損はないんですよね~。
だって民主党が勝てば消費税のアップ。負ければ財務省の扱いやすい自民党が勝つわけで。
また、どう考えても出来そうもない米軍の沖縄県外移転を、口にした鳩山前総理大臣。
やりたいやりたい、と、こればかりを口にするのはまるで20代です。
暴言失言の総合商社麻生元総理大臣にいたっては、これが悪かったと一つ二つの言葉ではなく、発する言葉総てが駄目駄目な話で。
政治家は言葉で国を動かすのが仕事ですよね。
その言葉が軽くては、羽毛のごとくふわふわとマスコミの風の中をさまようばかりです。
政治家たるもの、腑に落ちる言葉を使わなくては、駄目でしょう~
と言うことで、今日は反面教師の話しでした。[^^;;