楽しそうなこと?
「いいえ」
何かほしいものがある?
「いいえ」
写真を撮ったのは私ですが、あらためて見ると驚きますね。何か怖そうな物を見ているのが、背中というか後姿からでもひしひしと伝わってきています。
実はいままさに、北海あいがもを食肉処理場内で屠殺するところ。そこを見学しているのです。
昨日札幌のあるレストランさんのスタッフ6人が『北海あいがも』『高麗雉』『サフォーク』の生産現場を視察に来ました。
頭が下がります。
なぜなら、畜産の現場はけっして見栄えの良い場所、楽しい所ではありません。
それどころか、臭いはする、ほこりやチリが飛びまくる。泣き声もうるさい。
いま見学中の北海あいがもの屠殺現場は、血の臭い、殺した後に60度のお湯につけるんですが、糞の煮える臭い。そんな物がごちゃ混ぜになって、それはそれは初めての人はその場に居ることさえ苦痛なはずです。
今回のレストランさんは、その生き物の飼育現場だけではなく、簡単に言うと『殺す』現場まできちんと見て行きました。
オーナーさんは「我々人間は生き物の命で成り立っています。その現場を見るのは大切なことです」と、このようなことを話してました。
若いスタッフさんも、実に熱心で質問攻めです。
このような熱心な人たちが作る料理は、きっと美味しいでしょうね。
了解を得ていないので、レストランさんの名前を紹介できないのは残念ですが、私もまだ食べていないので、今度行ってみますね。
じゃ、お元気で。
ほんと飲食の方々が
ここまで見学に来るのは偉いですよね!
私も頭が下がります
多分かなりのショックと畜肉ありがたさが
わかったと思います。
私もフードの工場見に行ったときショック受けましたもの
獣懇碑に深々と頭を下げて帰って来ましたよ。