舌先3寸の話し

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東国原英夫宮崎県知事(そのまんま東さん)が悪乗りしたのでしょうか、自分の言葉をタミフル問題へ振りながら、好き勝手なことを言ってしまいました。

その東国原英夫知事のニュースを聞きながら、中学1年生のとき父から言われたことを思い出しました。

当時の私は柔道をやり始め、中学生の生意気盛りと相乗効果で怖い物も無い状態のときです。

そんな私を心配したのでしょうか、父があるときこう言うのです。

「政海、暴力や刃物で人は殺せるけれど、口先でも人を殺せるんだよ」と。

刃物で人を殺せるのは、すぐ理解できますが、口先でどうやって人を殺すのだろうと、いくら考えても解りません。

噛み付いたら、そこから血が流れて出欠死するんだろうか、など色々考えても決定打は有りません。

「政海、口先と言っても、舌先3寸のことだよ」と父。

舌の先で人をどうやって殺すのだろうと、いよいよ解りません。

父の説明では、要するに舌先で話す言葉で人を殺すことが出来るんだよとのことです。

『ん~~~、解ったようで解らない話しでした』。

いまはもちろん解りますよ。

父の言いたいことはなんだったでしょう。友達より強くなりたいと柔道を始めたのですが、柔道も刃物より弱いですよね、その刃物より強い舌先と言う意味は、なんでしょう。天狗になるなという教えでしょうか。

いま考えると、効き目は少しは有ったと思います。

それはともかく、そのまんま東さんが知事になったことは、良くぞやってくれたと、こころから応援しています。

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このページは、岩井 政海が2007年4月 3日 19:51に書いたブログ記事です。

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