北海道の私立大学でおきた、補助金不正受給の話が大ニュースになっています。
気が付いたこと二つ。
一つは、この問題、補助金を返せば終わりになるとは思えません。当然の話しですが、私立大学といえば、私企業の一種ですよね。返すばかりではなく、きちんと法的に処罰もされることになるでしょう。
かたや、同じように北海道警察が不正流用した公金は返還しましたが、罪も認めないし謝りもせず、法的に処罰されていません。
そもそも、罪も認めないのに、お金を返すこと自体変な話です。
これは、納得行きません。
もう一つ。
私はかなり昔の話ですが、急性膵臓壊死という、命がけの手術をしました。
その際、悪い所を手術したのはお医者さんです。あと、日常の世話は当時の看護婦さん、励ましは友人たちで、心配は家族でした。
自分だけが何もしなかったんです。というより、何も出来ないのですけれどね。
今回の、この私立大学の内部調査の話しですが、結局あいまいな部分を残して調査を終了したようです。
北海道警察も内部調査でしたが、私立大学の調査と、この二つの例にいえることは、自分の病気から考えるに、悪い部分の発見や手術は自分ではできないのではと、言うことです。
私は、調査は外部の専門家に任せ、法的にきちんと決着をつけることが、問題を解決する一番の方法だと考えているのです。