会社経営で、公私混同の悪

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病院へ行きました。

駐車場へ車を停めて、行こうとしたらチョッと雰囲気の良い若い女性が自分の軽自動車の周りをチェックしています。

ここへ停めてこれから病院へいくのだろうか、『慎重な人だな』と思いそれとなく見ていたら、運転席の後ろのドアを開けました。

ドアを開けると同時に、4歳くらいの子供が勢いよく、今まで食べていたキャラメルの包み紙でしょうか、外へ放り投げたのです。

若いお母さんだったんですね。

「駄目よ!、外へゴミを捨てちゃ」と怒っています。でも、拾いませんでしたね。

昔読んだ本か何かの言葉を思い出しました。

子供のしつけの話だったでしょうか。『子供は、親の言ったようにはしないが、親がやったようにする』たしかこんな感じだったですね。

親が「外にゴミを捨てちゃ駄目、」と怒ったところで、自分が捨てていては、子供も車外へゴミを捨てるようになるのです。

会社の経営にしても同じことが言えます。

社長が会社のお金を個人的に使い、社員に経費の無駄遣いをいくら注意しても、たぶん誰も言うことを聞かないでしょう。

中小企業の場合は、経営者と株主は一体です。油断するとチェックする人は居ないのでこのようになりかねません。

自分で己の姿勢を正すしか無いのです。

周りを見ると社員が誰も居なくなっていたという夢を良く見ます。正夢にならないようにしなくちゃ。

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このページは、岩井 政海が2005年10月24日 17:26に書いたブログ記事です。

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