この言葉は、母の口癖だったような気がします。
母が当時小学生の妹に「トイレを掃除すると美人になるから、」と、口癖のように言い掃除をさせようとしている姿が思い出されます。
当時はなにぶん子供だったので、母は自分がトイレ掃除が嫌だからそう言っていると考えていました。
最近考えるにどうも違うようです。
これは他人の見えないところで、人の嫌がることを率先してするなどの努力は人格形成にプラスに働くと言う教えだと思うのです。
しかし、妹は美人になりたくなかったようで、トイレ掃除をしているのを見たことは有りませんでした。
ちなみに妻にも、「小さい頃、トイレを掃除すると美人になると言われた?」と聞いたら「言われた」とのこと。
妻は「掃除をした」とのこと。どうりで美人です。(笑)
ついでに言うと、娘がトイレ掃除をしているのを見た事はありません。
この教育の仕方は妻にも責任があると思います。しかし、社会人になった娘を見て、この教えにも例外はあるんだと思ったのは、親ばかとでも言ってください。
ここまで書いた文を妻に見せたら物凄い剣幕で怒られました。「あの子はトイレ掃除をしましたよ」。
やっぱり、そうかぁ。
さて、きれいに化粧され掃除をされた外食店の正面から、その店が美味しいか、また、繁盛しているかは読み取れませんが、裏口から納入す売る業者だと良く解るものなんです。
それは人間の内面は、表からは見えにくいのと同じなのでしょうね。
裏口だと解るのは、そこには店主や調理人の実態が出現するからだと思われます。裏口にはつい気を許してしまうのでしょう。
このままでは、零細な飲食店は大手の外食店に負けてしまいますね。
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