脱税の協力を断りきれるか

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創業時の話ですが、気前よく現金で買ってくれる仕出屋さんがありました。

1円でも売上が欲しい創業時のこと、現金売上のお客様は神様にも思え、丁寧にお付合いをしていたのです。

ところが半年くらい経った頃でしょうか、先方から納品伝票を2枚に分けて欲しいと依頼がありました。

最初はその意味も解らず、言われたとおり、1、2年はそのような状態が続いたでしょうか。税理士さんの話しでは、どうも脱税に利用しているようだとのこと。

目先の売上を考えるなら、お客様の言うとおりしなければなりませんが、世間は当然ながら、社員もみています。

経営者は世間を敵に回して戦うことは出来ても、社員を敵にして会社運営は出来ません。

この仕出屋さんには、帳簿類はすべておおやけにしているのでとの理由で、二枚の納品書を書くのは止めてもらいました。

お客様は相当のいかりだったのでしょう、以後取引は無くなったのです。

このお客様へは、1ヶ月20万前後の売上があったのでこの減少は痛かったですね。

その他にも、お客様からはっきりと脱税に協力して欲しいと言われたわけではないのですが、話の中でもしかしたらと思われる事が多々あります。

そんな時断固として要求をはねつけるのはかなり勇気が必要です。相手はお客様ですよ。お客様と言えば神様です。その神様の声をはねつけることが出来るでしょうか。

社内では、もしそうだとしてもそれはお客様のことだか棄てておこうと言う意見も有るでしょう。

しかし、いまはお断りしてよかったと心から思っています。

商いは正々堂々とやりたいものです。

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このページは、岩井 政海が2005年10月11日 17:48に書いたブログ記事です。

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