節約するこころを育てる

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必要ない場所の電気は消すこと。
水は大事に使え。
ガソリン節約には、急発進、急ブレーキは駄目。これでは車を傷める。

等々、いくら口をすっぱく言ってもなかなか直りません。

日常的に作業をたくさん抱えている社員にとって、このようなことは、細かなことと、どうしても後回しになってしまいます。

しかし、会社を運営していく上で、無駄の排除は当然必要なことです。しかし、それより大切なことは、その心構えの醸成です。

必要ない場所の電気は消すこと。

なんど言っても、朝来て見たらトイレの電気がついています。

困ったなとは思うものの、小言を言う方も嫌なものであり疲れます。

そんな時、ひらめいたのです。『そうだ、電気をつけるから消すのを忘れるのだ。じゃぁ、電気をつけなきゃいいじゃないか』と。

それでトイレの電気をつけないことにしました。スイッチがないので、電気をつけたくてもできません。

で、どうなったと思います。
 
 

 
そうなんです。男女とも真っ暗な中で用を足すんです。

まさか~、そんなことできるはずはありません。

答えは、トイレの中に人が入ったら、人を感知し電気がつくようにしたのです。

聞いて見れば、「なあ~んだ」と言うような簡単な話しですが、それで節約を言うこちらも、言われる社員もストレスがなくなりました。

設備にはお金が掛かるので、金額的にどれほど節約になったか解りません。

しかし、このことで、どんな手段をこうじても当具を使ってでも、節約はするんだという、私の強い気持ちは、理解してもらえることになったと考えています。

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このページは、岩井 政海が2005年5月11日 16:43に書いたブログ記事です。

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