福島県とちおとめ

原発事故、放射線がいつどんな形で終わりを迎えるのか。

心配な所です。


昨日夜9時のNHKニュースを見ていました、専門家の大学教授さんが、「放射線は大丈夫、人間に害はありません、安全です」と、盛んに口にしていました。

その根拠として、「日本人は癌で死亡する人がもともと多い。放射線被害で、もし癌が発生しても1000人に1人です、また、子供では1000人に2.5人です」とのこと。

なんと無責任なことを言うのでしょう。

仮に1000人に1人が10,000人に1人でも、大きな数字です、また有ってはならない数字です。

その1000人に1人が自分の子供でも、同じことが言えるのでしょうか。

あまりの無責任さに、吐き気がしました。


さて、その放射線被害、実際の被害に風評被害が加わり、福島県人の経済と心を破壊しようとしています。


で、私のできることは。

2011.0403福島県産とりおとめ.JPG

そんなことで、私の経営する食品スーパーで福島県産のイチゴや野菜を売ることにしました。


かなり昔の話、私の妻の実家はイチゴ農家でした。北海道ですが。

北海道のイチゴ収穫時期は6月。

結婚前から、あっいや結婚後もしばらくイチゴの収穫の手伝いに行っていたのです。

あさ3時に起きて、畑に3時半。

しゃがんでするイチゴの収穫は重労働でした。イチゴ農家に限らず農家の仕事というのは大変な作業なんです。

それを、誰の責任か、一生懸命作った作物を収穫せずに捨てている現状は、見るに耐えません。

そんなことで、少しでも応援したいと、福島県の作物、またその近隣県の野菜を売ることにしました。

むろん、お客様には理解をいただけるように、手立てを尽くしてですが。

ここ々をお読みのお客様、どうか福島県の野菜を食べてください。

私は政治家でも原子力安全・保安院の人間ではありません、安全だと信じています。

その証拠に、自分はもちろん家族や子供達にも食べさせています。


それにしても腹の立つ、この人たちに誰が責任を取るのか。

アイマトン

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このページは、岩井 政海が2011年4月 3日 20:10に書いたブログ記事です。

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