北海道新聞の特集記事『どうするエゾシカ 道東からの報告』もその④となりました。
今回は有効活用ですから、我社の専門分野。
と言うことで、記事にも我社の声が反映されております。
写真には一部だけを載せてありますので、詳細は北海道新聞をお読みください。
と言っても、いま午後7時半ですから、朝刊は売り切れかな。[^^;;
さて、記事にも書かれていますが、株式会社アイマトンのエゾシカ購入ルートは以下のようになっています。
釧路市阿寒町の阿寒グリーンファーム、オホーツク管内斜里町の知床エゾシカファーム、日高管内新冠町の静内食美楽の三社。
現在エゾシカはこの三社からしか仕入はされていません。
エゾシカは野生獣です。
人の口に上るエゾシカ肉には、安全は当然の話し、その上にもまだ安心を確保しなければなりません。
上記三社は、北海道が2006年に定めた『エゾシカ衛生処理マニュアル』に沿い、エゾシカの解体処理を行っているからです。
安全安心をもっと進める意味で、今日から我社の加工施設に対しても、HACCP取得の準備に入りました。
今日からHACCPのやり方にのっとりその運営の練習をして、4月1日のHACCP本取得を目指しています。
『屋上屋を架す』と言う言葉がありますよね。
これは屋根の上にもう一つ屋根を作る、つまり無駄なことをするという意味ですが、私は安全のためなら、屋上屋が五重塔みたいになっても、やらなければならないと考えています。
衛生的な処理には、エゾシカの場合もう一つ理由があります。
それは、衛生的環境での処理は、味も良くなるからです。
と言うことで、あまり価格のことは言わないでください。[^^;;
HACCPの詳しい情報は→ HACCPの基礎