死刑に千葉法務大臣が立会い

asahiニュースから

2人の死刑を執行 千葉法相になって初、自ら立ち会う2010年7月28日11時29分

 千葉景子法相は28日午前に記者会見を開き、死刑囚2人の死刑を同日に執行したと発表した。死刑の執行は昨年7月に3人に対して行われて以来、1年ぶり。確定した死刑囚はこれで107人となった。政権が交代し、千葉法相が昨年9月に就任してから初めての執行となる。かつての死刑廃止議員連盟のメンバーで、今月の参院選で落選した千葉法相が執行に踏み切ったことは、論議を呼びそうだ。

 千葉法相は会見で、自ら執行に立ち会ったことを明かし、「死刑に関する根本からの議論が必要だと改めて思った」と語った。法相として執行に立ち会ったのは「おそらく初めて」という。そのうえで、法務省内に勉強会を設置し、死刑制度の存廃を含めたあり方を検討する▽国民的な議論の材料を提供するため、メディアによる東京拘置所内にある刑場の取材の機会を設ける――ことを明らかにした。

====ここから省略

選挙に落選した人が大臣をやっているのは変だと、思っていました。

最初から民間人として大臣になったのならともかく。


しかし、今日のニュースを見て千葉法務大臣を見直しました。


それより驚いたことがあります。歴代の法務大臣が自分で承認した死刑に、一人も立ち会っていなかったこと。

いくら法律で決まったとはいえ、人の命を奪うことには責任があると思います。

その自覚なくして大臣として死刑の判子を押していたのでしょうか。

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このページは、岩井 政海が2010年7月29日 07:34に書いたブログ記事です。

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