動物検疫所来農場


2006年にサフォーク、2009年にポールドーセットをオーストラリアから輸入しました。めん羊です。

輸入しようと考えてからほぼ8ヶ月。

2009年の場合は、1月早々に輸入の意思決定。

で、オーストラリアの代理人となる獣医さんと話をしながら、輸入先の牧場が固まったら、オーストラリアへ行きます。

去年の場合は4月4日から9日まで。そこで羊の選別。


その後5月末に日本国内へ輸入。

それから、成田の動物検疫所で検査を受け、6月の末に農場へ到着となります。

今回は検疫が伸びて、最終的に全頭農場着は8月のはじめ。


で、これで終わりかと言うと、そうではなく農場へ付いてから、着地検査と言って農場で北海道の家畜衛生保険所の定期的検査があります。

その着地検査が、年明けの1月に終了しました。


生き物を輸入するのは大変なことで、家畜の輸入には、動物検疫所が大きな壁となって立ちはだかります。

等物検疫所は北海道の家畜保険所と同時に、家畜を飼育する私たちにとっては一番怖い存在でもありますが、ここ一番には頼もしい組織でもあります。

だって、そりゃそうですよね、スクレーピーなど国内に持ち込まれたら、一大事です。

2010.0301成田検疫所来農場.jpg

今日成田から動物検疫所の担当者2名と家畜保険所の係官が、輸入後の追跡調査に来ました。

もう法的な手続きは終了しているので、なんの心配も無く話はできましたが、それにしても、ずいぶん念入りに聞き取りをしていましたね。

調査結果は、きっとこれからの日本の家畜輸入に生かすのでしょう。


私は政治家と官僚は好きじゃないのですが、家畜に接している人には人間味がありますね。


すっぱい、苦い、甘い、辛い、しょっぱいは五味。

日本人はそれに旨みも解るといますが、人間味も加えては如何でしょう。


人間の味ってそれぞれ違いますね。[^^;; 

アイマトン

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このページは、岩井 政海が2010年3月 1日 17:57に書いたブログ記事です。

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