ビニルハウス製の羊舎

2009.0817ビニールC羊舎IMG_1468.jpg

綿羊が増えちゃって収容する畜舎が足りません。

北海道サフォーク牧場のあるここは真冬になると1m以上の積雪となり、舎飼(しゃがい)と言うのですが畜舎にサフォークを収容します。


写真は今建てている羊舎の床部分です。面積は650㎡(幅11.7m×長さ54m)のビニールハウス造りです。ここから1年間に500頭の子羊を出荷する予定です。

ビニールハウス製の羊舎は3棟目。

羊舎建築の参考にするためあちこちの羊舎を見ていますが、官庁の建てた羊舎(何処かは言えません[^^;;)は鉄骨製。これが結構あります。

木製が一番多く定番かな。

我が社はビニールハウス製。

建築費の高い順ですが、でもビニールハウス製も結構な金額になりますよ。

いま建てようとしているものは2000万くらいかな。


実は私がビニールハウス製にこだわるのは安さばかりではありません。

元々の仕様がビニールハウスですから、冬の日差しの取り込みが簡単なんです。

真冬は空気がこもりアンモニアが発生したり、湿度が高くなったりして環境は劣悪です。

でもビニールハウスにすることによって、羊の環境がよくなり健康に育つ。これがこだわりの第一の理由かな。

でも、難点も。

一番は夏の日差し。

まぁ、当り前と言っては当たり前ですが、日差しは夏のほうが強いですよね。

遮光カーテンで日差しをカットしていますが、それでも先日外気が31度のときは、風通しはよいのですが室内は38度まで上がりました。

心配で綿羊はどうしているかなと、覗くとちょっとした日陰を探し、ぐた~っと横になっていました。

この時の気温は私が風邪をひいて動けない時の、
            体温と同じですから、まぁ納得です。[^^;;

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このページは、岩井 政海が2009年8月17日 20:08に書いたブログ記事です。

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