自分の命は自分で

私が子供の頃は冷蔵庫など無かったですから、真夏に朝炊いたご飯が、夜になるとあめって(こんな言い方、今もあるんでしょうか)食べられないなんてことはしょっちゅうです。

味噌汁なども夜には駄目になっていましたね。また、物によっては昼には捨てなければならないものもあったと記憶しています。

それもこれも口に入れ飲み込んでから気が付くんですが。

当時はお魚屋さんでも、朝仕入れた魚を午後一番に売りに来る頃、魚にハエの卵が付いていたなんてのは、これまたしょっちゅうで、それに対してだれも保健所がどうのこうのとは言いません。

自分で買うかどうか判断しましたね。また買った後気が付いたら、自分の責任で処理していました。

こんな悪条件下で育ちましたからか、こちら子供のほうも心得たもので、茶碗に盛られたご飯も、一度匂いを嗅いでから箸をつけたものです。

母親が用意してもです。

その癖が抜けなく、いまだに食堂へ行って、つい匂いを嗅いでしまい、『あっ、やばっ』と思うこともしばしば。

これも全ては自分の身を守るすべなんですね。

おかげさまで58歳になる今も元気に生きています。

それは、ともかく、そんな環境で育ったものですから、生きる欲は人一倍強く、毒物や傷んだものには神経が鋭敏になっています。

また、いまだに少々痛んだものを食べても、お腹を壊しません。

話題の農薬入りギョーザ問題で思うことは、自分の命を人様に預けちゃ駄目ですよ、と言うことです。

何かあれば、政府の監視体制が悪いとか、売っている店が悪いなど、これはやめたほうがいいですね。

なぜなら、その苦情が通ったとしても、痛い思いやつらい思いをするのは自分じゃありませんか。

自分の命は自分で守る。昔も今もそこが基本ですね。

アイマトン

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このページは、岩井 政海が2008年2月 5日 19:56に書いたブログ記事です。

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