オーストラリアからサフォーク到着

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12月6日 7時30分

輸入サフォーク成田検疫所にて.JPG

今春以来オーストラリアから輸入する準備を進めていましたが、サフォーク種のめん羊が、12月6日の朝、無事に成田の動物検疫所に入りました。

初めてのことなので、立ち会いましたが、実に厳重ですね。驚きました。でも、安心しもしました。

成田空港は国際空港ですから敷地内に入るのも大変ですが、動物検疫に至ってはもの凄く厳重です。

検疫中の動物が入った建物がいくつも並んでいますが、もちろんその側にさえ近寄ることは出来ません。

弊社のサフォークといえども、遠目に眺め写真を撮るだけで、手で触れることなどもちろん出来ないのです。

降ろされたサフォークは、ここ成田の動物検疫所で、2週間厳重な監理の下、オーストラリアで出る時も病気の検査は成されていますが、国内でさらに病気の検査・監視をおこないます。

余談ですが、オーストラリアやニュージーランドは動物検疫に関して、世界でもっとも厳しいといわれており、怪我やオデキ程度のものでも出ていれば輸出させません。

今回輸入されたサフォーク種は、雌56頭、雄6頭。

実はサフォーク綿羊の病気に関しての検査・監視は、成田だけで終わりではありません、12月中ごろサフォークは弊社に入りますが、それからも3ヶ月間北海道の家畜衛生保険所が監視します。

国がここまでキチンとしているとは見直しました。

私たちはこのめん羊を初代として、仔羊を生ませ増やし北海道サフォーク牧場を造っていくのです。

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コメント(2)

いつも勉強になることありがとうございます。
しかし、なぜそこまで厳重に
検査されているのでしょうか。
もともと狂牛病は羊から来たと聞いたことがありますがそれも関係あるのですかね。
単なる家畜を媒介して広まる伝染病に対しての検疫措置だったらやりすぎのような・・・。
いずれにしても↑の写真が今回輸入されてきた羊でしょうか?うまくいくことを願います

すぎのぐさん、コメントをありがとうございます。

何処の国も検疫は厳重ですが、オーストラリアは肉の輸入や果物に関しては滅茶苦茶うるさいようです。

牛の狂牛病は、羊のスクレーピーからきたとも言われていますので、関係有るでしょうね。

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このページは、岩井 政海が2006年12月 7日 07:14に書いたブログ記事です。

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