株式会社アイマトンへ名前を変える上で、一番の障害は経費でした。
根っからのケチの私は、前向きのお金はそうも感じませんが、捨てるということが安易にできません。
社名を変えると、毎日使う納品書から請求書、領収書、封筒から会社案内、そして、商品の袋や看板の書き換えなど、もの凄い数を廃棄したり経費がかかったりします。
それが、もったいなくて社名変更までもたもたしていました。
官公庁への届出や、許認可に関しては『言われてからでいいかな?』と、遅れ遅れで終了させました。
あっ、もう一つ大きな心配を忘れていました。
それは、お客様からの反発です。
一番多い質問は、「アイマートで良いじゃない、何で変えるの?」
次に合ったのが、「今度マトンに力を入れるの?」「お金掛かるでしょう~」。
「呼びづらい」「覚えづらい」「変な名前だ」・・・・
沢山有ったのですが、これはお客様と話す機会ができたと、逆に積極的に利用しましたが、今考えても、やっぱり捨てることが一番の苦痛でしたね。