昨日だったかな?
北海道の千歳の牧場で、1頭の牛がBSEに感染して死んだとニュースに出ていました。新聞によると遡って同じ餌を食べた牛探し出し屠殺処分にするようです。
よかったですね~。日本はトレーサビリティ制度が整っていて。
ところが、明日にも米国産の牛肉が輸入解禁になるんです。解禁になったとしても全国に商品が届くのは来春以降になりますが、これで、みんな良かったとなるのでしょうか。
生後20ヶ月以下の牛だけ輸入するのですが、この米国産の牛には日本のトレーサビリティのような制度は整っていません。
単純な疑問ですが、日本の牛には行き過ぎるほど厳しい基準を作り課し、輸入は20ヶ月未満とは言っても正確ではない状態のものを輸入させるという。
これは、一つに商品に対して二重の基準がある状態です。
しかも、共同通信社の世論調査によると75%が米国産牛肉を食べたくないと言うではありませんか。
最終的に決めるのは消費者ですから、難しく考えるなと言われそうですが、おかしいと思う気持ちは抑えられません。。
外食店では売上トップの牛丼屋さんだけが、最初から大賛成のようです。
スーパーに米国産の牛肉が並んでも、消費者は買わないと容易に想像付きますが、その牛丼屋さんが今後どうなるか。消費者は並ぶのか興味のあるところです。
それにしても、政府は日本人の食に対する安全・安心を守る気はあるのでしょうか。