北海道では、昨日の新聞にプルサーマル計画を地元4首長(泊、共和、岩内、神恵内)が、容認したとと出ていました。
私の理解では、プルサーマルとは、原子力発電のさいに出るゴミをまた使おうと言うものです。
このゴミは、放射能のゴミ、まだ使えるウラン、他にウランから変化したプルトニウムの3種類に分かれます。
で、これを再利用しようというのが核燃料リサイクル。
これは危険です。
なぜならいままでの原子力発電所はゴミを使うことまで想定していないので、まだ安全性に不安があるはずなのです。
したがって今回のニュース、これを見たとき住民も容認したのか疑問に思いました。
ここで、私の不安は二つ。
一つは、日本の他の地域からもウランのゴミが入ってこないだろうか。
なぜなら、日本では他の地域はプルサーマルには反対しているので、ウランのゴミは沢山あまっているはずだからです。
もうひとつ。
ゴミを使っても発電所から出るゴミが全部なくなる訳ではありません。またごみがでますよね。
それはどうなるのでしょう。
北海道で出たゴミだから、たぶん北海道で保管すせよと、こうなりはしないでしょうか。
さて、何処に保管するのでしょう。
私の生れた町は赤平市ですが、地下深くに沢山の炭鉱の坑道が残っているんですが、そこで保管するなどと言う人がでるのではと不安です。
それより何より、そもそも私は原子力発電に反対です。
原子力発電を使わない発電方法はいくつもあるのに、なぜ原子力にこだわるのか。
よくエネルギー資源にはすべて限りがあるといいますが、でも、太陽などは無限ですよね。
不安な原子力に頼るのではなく、安全なエネルギー開発を優先すべきです。
普通の原子力発電所では、燃料にウランを使っているのですが、ここでプルトニウムも燃料として使おうという計画なのです。
原子力発電所の燃料として使われるウランは、日本国内ではほとんどとれないため、外国から輸入して日本国内で燃料に加工しています。この燃料を原子力発電所で使うと、使い終わったゴミが出てきます。