主の逃亡

もう過去の話になりましたが、今回の福田首相辞任。あんなのあり?、ということで私の考えを。

まず2代続けて政権を投げ出した自民党、国を運営する能力はなくなったんです。そう考えるしかありません。

もう政権交代したほうが良いんじゃないかと思います。

もっとも私は政治家を信用していません。しかも何処が政権を担当しても社会はあまり変わらないと考えていますので、今回の件、自分に関係ないとは言いませんが、興味はあまりもてません。

この辞任劇、家庭に例えると、息子が反抗期、娘も親の言うことを聞かない。嫁も文句ばかり、こんなとき「おれは一家の主を辞めるぞっ~」と宣言できるか、ですね。

確かにレベルは違うのでしょうが、意味するところは同じだと考えられます。

私も中小企業を運営しています。

一度ならず何度辞めたいと思ったことか。悲しいかな辞められないのです。

あんな簡単に辞められるなら、社長って物すごく楽チンですよ。しかし、辞めるに辞められないのが我々弱小企業のトップなんです。

辞めたいと思ったときは『ここで逃げたらおしまい』と、崖っぷちで必死に耐えているんです。

それにしても、日本という国はなんと素晴らしいんでしょう。

なぜなら国家のトップにやる気がなくても、国は混乱せず内乱も起きずに存在し続けるのですから。

方や冗談ににでも「おれは親父をやめる」と言ったら、我が家はすぐに空中分解しますね。

私に関して言うなら、辞めると言えないのではなく、言わないが正解かな。

アイマトン

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このページは、岩井 政海が2008年9月 3日 20:16に書いたブログ記事です。

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