今朝6時(日本時間で7時)、中国長春の『名門飯店Noble Hotel』(ホテル)17階からみた窓の外。
これは朝靄(あさもや)ではありません。
窓ガラスに汚れが付いていたので、17階の窓を開けての撮影。
大丈夫、十分注意してやりましたので。[^^]
で、左側にある壁はホテルの一部。正面に見える大きな建物は距離にして200mくらい離れているでしょうか。
あさ5時はもう少し見通せたんですが、だんだんひどくなるようです。
私の見るすがすがしい北海道の朝は、ちょうどこんな状態ですね。
外出しないで窓の外を見ている限り朝靄なわけで問題ありませんが、実は昨日バスで長春へ近づくにしたがってのどに違和感を覚えていました。
最初はわからなかったのですが、道端にいた女性が口を押さえたたずむのを見て、『あっそうか、これはスモッグだ』と納得した次第です。
光化学スモッグ(こう言うかどうかは不明)でしょうか。
今回の視察に同行していた北海道新聞記者のTさんは「北海道へ行った中国の人はみんな空気がきれいなことに感激するんですよ」と教えてくれました。
これも納得です。
でも、この景色どこかで見たことがあるなと考えていたら、かなり昔になりますが初めて東京を見たときです。あれにそっくり。
高校2年の修学旅行。
振り返ると昭和41年ですから、当時は日本も高度経済成長の真っ只中でしたね。
そう考えると今の中国のこの状態にも納得できます。
この状態良いか悪いか別にして、まさにここに中国国家のエネルギーを感じますね。
もちろんこの状態は悪いのですが、しかし、私たちが一昔ふた昔前に通ってきた道です。そこを遅れて歩いてくる経済発展途上の国を批判できるのでしょうか。
ここにもう一泊します。