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2008年8月 2日

●ワインラムの飼育試験

今日から、放牧で青草を食べさせためん羊と、舎飼で乾草・穀物・ワインの絞りかすを食べさせためん羊で、ラム肉の味はどう違うのか、その為の飼育実験をします。

2頭の綿羊は兄弟。

詳細は『北海道サフォーク牧場トレーサビリティシステム』で閲覧できますが、会員にならないと詳細まで見ることはできませんので、飼育実験の内容を紹介します。

実験内容
・生まれ 2008年2月19日生まれ
・対象子羊 AIM08-148、AIM08-147

・父♂ サフォーク BRO06-136
・母♀ フライスランド MF06-424
   ※フライスランドとサフォークのF1です。

・対象期間 11月初旬まで

1.AIM08-148は、
  2008年8月2日より放牧し3ヶ月青草を食べさせる。

2.AIM08-147は、
  乾草とその他穀物とワインの絞りかすを食べさせる。

味がどう違うか、またできれば食肉の成分まで調べたいと考えています。

実は、この実験の提案は、料理人Kさんの「ワインラムと放牧した羊の味の違いを見てみたいね」との一言でした。

成分比較をしてみたいとの気持ちはありましたが、背中を押してくださったKさんには心から感謝いたします。

その結果どうだったかは、ブログで紹介しますね。

でも、なぁ~にも違わなかったらどうしましよう、今日から眠れなくなりそうです。