●中国の交通事情
31日ハルピン空港についてから、今日6月5日の長春空港までバスは一人の運転手さんでした。
この運転手さん色々物語を作ってくれましたが、最後にやらかしました。それは後ろの方で。
まずは、運転の荒さ。それはそれはひどいもので慣れるまで3日掛かりました。
ハルピンでも長春でも歩行者のマナーもなっていません。
信号などお構いなし、青でも赤でも交差点をわたる人数に変わりはありません。
また車の運転手もこのバスの運転手に限らず、割り込みはいつでも自由。
ウインカーは着けても突けなくても、ほとんどok。クラクッションは鳴らし放題。自分の車より遅い車がいたら避けろとクラクション。反対車線の逆送などお構いなし。脇に自転車があろうと歩行者が30cm横にいようとスピードは落としません。
一番前に乗っていたら、吐き気をもようすほど。いえ、けっして大げさな表現じゃないはずです。
こんな運転じゃ日本なら即交通事故を起こすでしょうね。
このバスの運転手さん、あっぱれなことに公安(警察車両)を平気で追い抜きます。
一瞬中国の警察ってなんの力も持っていないかと錯覚しました。
年間10万人を超す交通事故志望者にも納得ですが、乗っている当事者はこんな運転じゃ無事長春を出ることが出来るのだろうかと、真剣に考えていました。
運転手さん、バスの中は禁煙みたいでしたが、自分は窓を開けたとはいっても、いつもぷかぷか。
その上どこでもここでも、窓を開けタンを「ぺっ」と。見ただけでも12回。
この所作には初日であきれました。
で、やってくれました、この運転手さん。交通事故ではありませんが。
中国は通行は日本とは逆。物語は片道3車線の道路です。
目的のお土産屋さん反対車線にあります。そこへ入るのに、変なところで止まったなと思ったら一番外側から2車線を走る車を縫って曲がり始めました。
車はびっしりですよ。
その曲がり方『またやっている、こりゃひどい』と思っていたら、後ろから来る車からクラクションは鳴らされる、パッシングされる、そんな中を直角に曲がりきったのです。直角ですよ。
とうとう目的を果たし店の前の駐車場に乗り上げました。
お見事~~~。
まぁ、こちらとしては目的の店についたから良いかなぁ~、と降りて写真をパチリパチリと8枚ほど。
で、振り返ると件の運転手さん、パトカーの横で頭をかきながら、何かを説明していましす。
それが、この写真。ちなみに右の青い車はバス。
あの格好じゃ、許してもらっていませんね。