●スーパー内で写真を撮ったらどうなる
すずめが30羽電線に止まっています。
さて、これを一度にとるにはどうやる?
子供の頃聞いたなぞなぞですが『正解は写真に撮る』ですよね。
「お客さん、お客さん」
『えっ、私のこと?』と振り返ると、若い男の店員さんが、ものすごい怖い顔で右後ろに立っていました。
「お客さん、いま写真を撮っていましたよね。見せてください」
有無を言わさない強い態度です。
一瞬、何のことかと思いましたが、すぐ「あっ、そういえば写真を撮っていたんだ」と。
そうです。大きなスーパーの中で、写真を1枚撮ったのです。
実は、もう何年くらいになるでしょうか。いつもデジカメをスラックスの右後ろポケットに入れておき、メモ代わりに使用しています。
気に入った景色は勿論、店の看板や、ポスター、店頭風景、バスの時刻表から小鳥や虫など、手当たり次第にメモ代わりにデジカメに納めます。
無意識のうちにその癖が出たんですね。
もちろん、いつもなら、さすがにスーパーの店内で写真は撮りません。
で、撮った写真がこれ。
実は、札幌市東区のアリオモールのイトーヨーカドー札幌店さんで『北海あいがも』の試食販売をやっていたんです。
自社の製品とはいえ、すでに納品された物。しかも、他人様の店内です。
これじゃ申し開きは出来ません。
順番が逆になりましたが身分を明かし、ひたすら「申し訳ありませんでした」とお詫びをしたのです。
件の店員さん、鬼のような形相(少なくとも私にはそう見えました)から仏のような笑顔で「なんだぁ~、ひとこと言ってくれれば良いものを、」と、許してくれました。
まったくそのとおりで、申し開きの出来ない、私にとっては今年最大の恥ずかしい事件でした。
で、おそるおそる「あの~、試食販売の件、ブログに書いてよろしいでしょうか?」続けて「写真に撮って怒られた件も・・」と。
「あっ、結構ですよ」と快諾。
『やった~、ブログのとっておきのネタだぁ~』と、ちょっと嬉しかったのも事実。
でも、これが他人の話題なら、もっとよかったのに。