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2007年11月 9日

●言うのはやめ

昨日の続き。

福岡太宰府天満宮『そば 梅ヶ枝餅 やす武』の美味しい鴨セイロの余韻を残し、急いでバスまで戻ろうとしたとき、4人の家族ずれにぶつかりそうになりました。

『おっとっと』。

女の子は小学校4年生くらいかな、お土産屋さんの店頭を、デジカメに納めるのに一生懸命。

しょうがないかなぁ~と、やり過ごそうとしたら、なんと、お土産屋さんのおばちゃんらしき人が「こら、そんなことしちゃ駄目」と、怒鳴りつけるでは有りませんか。

私とぶつかりそうになったことにではありませんよ。撮っていたのは店先で、自分の気に入った商品かな。

この言葉に驚き、ミニ写真家は、あわてて先を歩く家族のもとへ走り出したのです。

韓国人とおぼしき家族ずれ、その子に意味は解らなかったでしょうね。

でも、あれだけ怒鳴りつけられりゃ、写真を撮るなという意味ぐらいは理解できたはずで、大宰府に悪い印象を、また、日本人を嫌いにならなければいいがなと、背中を見ながら思ったのものです。

カメラに収めていたのは、店からはみ出し陳列された店頭の商品ですよ。

「そんなに写真を撮られるのが嫌なら、商品を店内に片付けシャッターでも下ろしておけばいい」と言おうと思い、おばちゃんの方を振り返ると、お客さんは一人も居ません。

他の店はにぎわっているのに。

『やっぱり』。

シャッターを下ろしたと同じ状態。言うのは止めました。

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