●言うのはやめ
昨日の続き。
福岡太宰府天満宮『そば 梅ヶ枝餅 やす武』の美味しい鴨セイロの余韻を残し、急いでバスまで戻ろうとしたとき、4人の家族ずれにぶつかりそうになりました。
『おっとっと』。
女の子は小学校4年生くらいかな、お土産屋さんの店頭を、デジカメに納めるのに一生懸命。
しょうがないかなぁ~と、やり過ごそうとしたら、なんと、お土産屋さんのおばちゃんらしき人が「こら、そんなことしちゃ駄目」と、怒鳴りつけるでは有りませんか。
私とぶつかりそうになったことにではありませんよ。撮っていたのは店先で、自分の気に入った商品かな。
この言葉に驚き、ミニ写真家は、あわてて先を歩く家族のもとへ走り出したのです。
韓国人とおぼしき家族ずれ、その子に意味は解らなかったでしょうね。
でも、あれだけ怒鳴りつけられりゃ、写真を撮るなという意味ぐらいは理解できたはずで、大宰府に悪い印象を、また、日本人を嫌いにならなければいいがなと、背中を見ながら思ったのものです。
カメラに収めていたのは、店からはみ出し陳列された店頭の商品ですよ。
「そんなに写真を撮られるのが嫌なら、商品を店内に片付けシャッターでも下ろしておけばいい」と言おうと思い、おばちゃんの方を振り返ると、お客さんは一人も居ません。
他の店はにぎわっているのに。
『やっぱり』。
シャッターを下ろしたと同じ状態。言うのは止めました。