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2007年3月12日

●スクレーピー耐性検査

スクレーピー体制検査の採血jpg.jpgスクレーピー耐性検査採血中

北海道立畜産試験場来社。

世界中のめん羊生産国で、スクレイピー発生が無いのはオーストラリアとニュージーランドだけ。

それだけに、オーストラリアへ入るには動植物の持込に関して厳しいのですね。

今回オーストラリアからサフォークを輸入しましたが、同国はスクレーピー非汚染国で、病気を持っていないとのことで検査はしていません。

そんなことから、一番心配な輸入めん羊サフォーク雌51頭のスクレーピー耐性検査の採血です。

耐性検査とは、スクレーピーに対してのかかりずらさ、とでも言うものでしょうか。

日本国内では1984年から2001年までに60頭弱の発病が確認されていて、いわば日本はスクレーピー汚染国なんですね。

採血は、1頭ずつ捕まえて、静脈からするのです。普通は大騒ぎになるとおもいますよね。でも案外めん羊はおとなしくしています。

子供の予防注射より楽かな。

採決の結果がでるまで、半年くらいかかるとのこと。

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