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2005年5月13日

●社員の死

経営者にとって一番辛いのが、社員の死や怪我です。

この辛さは社員に対しても、パートさんであっても同じです。

現在100人前後社員とパートさんが働いていますが、過去にその辛いという死に立ち会ったことが三度あります。

一度目は創業して3年目に経験しました。

38歳の男性社員でしたが、朝の5時に奥様からご主人の呼吸が止まっていると、震えた声で電話がありました。

その社員は、奥様と育ち盛りの子供さん2人の父親でした。

この時に二度と同じ経験をしたくはないものだと、心から思ったものです。

以来、交通事故と健康には特別の注意をはらっています。

会社は創業時から禁煙手当を支給していて、これは社員が日常的に健康へ目を向けるようにと制度を整えました。

禁煙手当は500円から始まり、現在は6500円/月の支給となっています。

この手当を得ている者は、正社員48人中21人で、全員にこの手当を支給するようになり、経費が増えたと嬉しい悲鳴を聞きたいものですね。

さて、当社の仕事は食品を扱っていますので、関係官庁は保健所です。

保健所では1年に1回健康診断をしますが、その健康診断では項目が足りないので、別途に出張健康診断車を持っている病院と契約をして、健康診断を実施しています。

ただこの健康診断の結果は、会社で経費を出そうが、社長といえども知ることはできません。

それはいいのですが、問題は健康診断の結果が悪く、社員パートさんに再度精密検査を勧めるという、次の手段を取れないことですね。

最後は自己責任になるのですが、靴のそこから足を掻く。いつも健康診断の季節になると、そんな気分を味わっていますす。

今年も健康診断実施月となりました。
 

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