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2009年5月 7日

●大学病院の診察拒否

最近腹を立てることが少なくなりました。

別に人間ができたわけではありません。単純に怒る元気も無いだけです。

また、怒りを表に出しても、結局自分が損することになるので、最近は自分でも気持ちが悪くなるくらい、おとなしくなりました。

・・・と、自分は思っています。


それはともかく、さすがにこれには腹が立ちました。

診察拒否です。

もしかしたら前から有ったのかもしれませんが、豚、じゃなく新型インフルエンザ感染騒ぎがあってから特に増えたのではないでしょうか。

診察拒否は、海外渡航歴の無い人も、また国内の観光地へ行っただけの人とか、成田空港で働いていたなどというのもあるようです。


中には、友人に外国人がいるという、診察拒否の理由も有ったとのこと。

それなら、友人の友人がアルカイダという元法務大臣も診察拒否対象ですよね。


それより何より、病院が病人を放っておくとは、いったいぜんたいどういう了見でしょう。

書いていてだんだん腹が立ってきました。


ニュースによると、舛添要一厚生労働相は、厚生労働省幹部との会議で、「診察拒否は医師法違反」と述べました。

つまり法律違反。

でも、医者が法律を守ったからといって褒められるものでは有りません。なぜなら法律は最低の道徳だからです。

命を預けている私たちが、医者に求めるのはもっと高度な道徳なのです。

ですから、医者の報酬が高くても誰も文句を言いません。また、社会的地位も高いのではありませんか。


医者はたとえ法律を守ったとしても、道徳を守らなければ人間として失格です。

もっとも、こんな医者はほんの一握りなんでしょうね。

そんなことで、私は診察拒否した病院や医者の名前を公にするよう提案します。