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2008年9月19日

●汚染米横流しの先に待つのは

昨日の続きです。

えっ、何がって?。勿論三笠フーズの話し、ではなく農林省のことです。

今問題の汚染米横流し。

輸入の根っこでとった、じゃなかったとらなかった農林省の不手際の話しは昨日書きました。

で、それが現在の問題に繋がったと。

じゃぁ、これからどうなる。ここが今日の話しです。

世間がと言うよりマスコミは『何度も査察をしていたのに、汚染米の横流しを見つけることが出来なかった』と農林省の不手際を責めています。

その言葉に反応して、農林省は制度を整える方向で、これがあとあと我々国民にとっては大問題となるのです。

たしかに。農林省がうかつだったのは事実。

でも、相手は駄目だと知って横流しした犯罪者ですよ。査察の通知をして訪問したのでは問題を見つけることは出来ません。

しかし、そこを皆で責めて攻めて結果はどうなるでしょう。

世間のパッシングを今は必死に我慢している農林省、実は『これはラッキー』と思っているかもしれません。

なぜなら、この騒ぎが落ち着いたら「ちゃんとした査察をするには人手が足りません。したがって増員します。予算を沢山下さい」と、こうなります。

これを巷では焼け太りと言いますが、もう死語かな。

しかし、このように、あらゆる機会を捕らえて官僚組織は肥大するのです。

結果、我々は税金の下敷きになりにけり、チャンチャン。