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2008年3月26日

●『日当制町議』制度

福島県の矢祭町を知ったのは、『合併しない宣言』の町としてでした。

また、住基ネット(住民基本台帳ネットワークシステム)に、不参加を表明をしたのも全国初です。

その矢祭町がまたまた革新的なことをやってくれましたね。

報酬1日3万円の『日当制町議』制度。

これ大賛成。良くぞやってくれたとこれにも拍手を送ります。

この『日当制町議』制度は、良いことずくめでマイナスなんかあるんでしょうか。

当節経費の節約が一番の眼目なんでしょうが、この制度に対する私の一番の魅力は、議員報酬で生活する議員が居なくなることです。

つまり、この制度では、主婦とかサラリーマンとか、ごく普通の人たちによる町の運営がなされるようになりますよね。

これがいいんです。

これほど革新的な制度に前例は無いんです。ですから議員自ら相当の工夫をしなければなりません。

たとえば、議会は夕食後に開くとか、日曜日に開くとか。今の時代ですからネットで議会を開くとか。

その効果ははかりしれません。なぜなら、先生と呼ばれる既存の制度に満足する議員は、まるで頭を使っていませんから。

また、若い人とは逆に、第一線を引退して収入に関係なく街づくりに意欲を燃やす年配の人が退去して参集するかもしれません。

もっともこの場合は老害に気をつけなければなりませんが。

そう考えながらニュースを見ていたら、やってくれましたね~。

表面の革新的な動きとは別に、まだそこには古い習慣から抜け出せない苦しみも持ち合わせていたようで。