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2007年11月21日

●指紋採取

ニューオリンズ、セントルイス、サンディエゴ、アトランタ、ダラス等々、一度はアメリカ合衆国の行ってみたい都市です。

USAの全州都にも行って見たいですね。

しかし、過去に訪問した都市は、サンフランシスコとロサンゼルスだけ。

実は米国行きはもうあきらめています。

こう考えたのは、数年前にアメリカ合衆国で入国の際、テロリスト発見の為外国人に指紋捺印を義務付けたときからですが、『犯罪者でもないのに犯罪者扱いされるのは御免だ』というのがその理由です。

ところがなんと、この制度が日本でも取り入れられました。

しかも世界で2番目ですから銀メダル。[^^]

『理由はテロリストの入国を防止する』こと。無論これには賛成しますが、これは嘘だと思っています。

なぜなら、テロリスト入国防止が主なら、指紋を調べてテロリストの台帳と突合したあと、該当者は入国拒否なり、逮捕なりして、問題なければ採取した指紋はそこで廃棄すればよいのに、指紋は保管するというでは有りませんか。

つまり、全ての外国人の指紋を集め、外国人の動きを補足することが目的なんです。

もう一つ問題があります。

テロリストの入国防止の為とは言っても、それはテロリストが犯罪者として指紋を採られていることが前提ですよね。

指紋を採られていないテロリストは堂々と入国できるではありませんか。

他に、四方海に囲まれている日本は、テロリストはやる気になればとこからでも入ってこれますよね。

また、今回の指紋採取は外交官を除いています。考えてみればこれもおかしな話です。

なぜなら、地球上には、テロリスト国家が存在していますよね。

大きな意味では、軍事国家も民主主義から見れば犯罪国家ではありませんか。

テロリストや、この手の犯罪者が、フリーパスで入国できるのには納得できません。

おかしな話です。

今回の制度導入をよく考えてみると、国はどうしたいのか、見えてくることがあります。

それは、日本国は普通の旅行者やビジネスマンをテロリスト予備者として補足し、最悪の場合に備える。

その準備。これが目的でしょうね。

つまり弱いものいじめの何物でもありません。

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