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2007年2月27日

●我社は出入りの多い会社

今日も採用の話です。

名も知られていない会社の24年前の創業当時と言えば、望んでも経験者なんか応募してきませんでした。

それどころか、どう考えても続かないだろうと予測のできる人でも面接に来ます。

しかし、贅沢も言っていられないので、応募してきたらとにかく全員採用しました。

案の定、社員となっても採用する片端から次から次へと辞めていきます。

あるとき面接に来た人が「こちらは社員が長続きしませんね」というではありませんか。

「どんな理由でそのようなことを言うのですか」と聞くと「いやぁ、友達が出入りの多い会社だと、言っていました」とのこと。

『へぇ~、世間ではそういっているんだ』と変に感心したものです。

当時は毎月のように社員が増えていたので、その人には「出入りが多いんじゃなく、社員が増えていくので、入り出が多いんだ」と。

だって、出入りとは、人が出て行き入ってくることですよね。つまり、社員の人数は減ります。

しかし、入り出とは社員が入ってきて、仕事を続けられないので出て行く人もいるのです。入るほうが多いわけですから、社員が増える時の言葉にはぴったりです。

ですから、人が増えている我社には、入り出がふさわしい言葉だと、つまらない見栄をはったものです。

当時から見ると、良い会社になりました、また、良い社員が沢山増えたと思っています。

なぜ、そうなったか。

それは、・・・・・・・、この次書きますね。

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