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2005年11月 2日

●合鴨水稲会(アイガモ水稲同時作)

大学生、N君とS君の二名が来社しました。

N君が合鴨水稲会で使われた鴨のその後や、肉となった合鴨のことを卒業論文にしたいとのこと。

「ありがとうございます」と、お礼を言い帰っていきましたが、よく考えてみるとお礼はこちらの方が言わなければならない。

なぜなら、質問に答えながら、自分のやってきたことを整理することにもなったからです。

自分のやってきたことを、過去から見るというのは、実にいいですね。

その時の考えや、組み立ててきたこと、実施したことを考え直して、当時の意思決定に間違いは無かったかどうかの検証をすることができます。

で、今回は、間違っていなかったと、再認識したのでした。

一部を抜粋して、合鴨農法と当社のかかわりを整理して見ましょう。

合鴨農法NO視察 009.jpg

アイガモ水稲会(アイガモ水稲同時作)を知ったのは、自社で合鴨の生産を計画したさいに、宮城県の合鴨米生産者の鴨加工場を見学したがきっかけです。

その際、合鴨農法は良いとして、その後の鴨の処理に困っていることも知ったので、それが今に繋がっています。

東北では合鴨農法で使用後のアイガモをもてあまし、沼に放したり等の、環境破壊が問題になっているようでした。

合鴨農法の鴨を、当社は『ぼん田の鴨』として商標登録をしています。これからよりいっそう力を入れようと考えています。

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