盛者必衰のことわり

平家物語から

祗園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
娑羅双樹の花の色
盛者必衰のことわりをあらわす
おごれる人も久しからず

と、まだ続きますが

中学校の時に学んだのか、

高校で習ったのか思い出せませんが

意味としては、

世の中は変化していく

そして

どんな天下をとったような人や会社でも

ある時期が来たら衰える

と、こんな風にとらえています。

 

何が言いたいか

ビール会社のシェアです

1955年にはキリンビール、サッポロビール、アサヒビールの販売シェアは30%台の横並びでした

それが1970年代にはKビールがダントツの一番でシェアは60%以上

しかし

巷の酒屋さんたちはKビールの傲慢さを噂していました

それがスーパードライが販売された1987年

Aビールにみるみる追いつかれ

1990年代の後半にはAビールにシェアトップが奪われます

それからAビールが一番

原因はKビールの傲慢さと慢心でしょうね

これを

盛者必衰のことわり法則と言ったら違うかな

 

まずは世の中の動きでした

 

で、わが社関連の話し

2015年焼失した煉屋を再開するにあたりビールは何処にしようと

ドライが好きだったのでAビールに声を掛けました

2017年初頭だったと記憶しています

話しがまとまり、

1ケ月後最終の詰めのため来社をお願いしました

それが、いくら待っても来ません

3ケ月ほど待ちました

7月開店ですから5月には最終の打ち合わせをしたかったのですが

しょうがなく焼失前に取引のあったビール会社Sビールと急遽話し合いました

開店に間に合ったので支障は在りませんでしたが、

そのとき思ったものです

天下をとったAビール、

売ってやるという

この態度は昔のKビールと同じだと

いま見ていてごらんなさい、

シェアはKビールに奪われるから

そう、

盛者必衰のことわり法則です

 

と、こんなことには関係なく

煉屋のビールは北海道限定、サッポロクラッシックです

 

今日の記事は単純に宣伝したかっただけです [^^;;